Kzhr です。
[[Wikipedia:投票の指針]]の改正案を以下にまとめました。一ヶ月ほどしたら、いただいたご意見なども 踏まえて、正式な運用にもちこめたらなと考えております。ご意見をお待ちしております。
-- BEGIN -- 投票はウィキペディアにおける合意形成に至るための手段の一つです。投票が一手段であるのは、ウィキペディ アが民主制を取らず、コミュニティーでの合意形成による意思決定を行うスタイルをとっているためです。投票 を行うことによりもっとも支持されているものは何か、ということがはっきりとしやすく、有用な手段として活 用されています。そこで、ここにウィキペディアにおける投票の進め方を示し、よりよい合意を形成することを 目指します。
== 総則 ==
投票が必要になるときとはどんなときでしょうか。ウィキペディアのコミュニティーでは合意形成が重んじられ ます。そこからおおまかに二つのものが考えられます。 * 多数の候補から一つ、或いは限られた複数を決めたいとき * 意見が対立して議論が続き、もはや論じ尽くされて投票に頼るほか決着がつきそうにないとき このようなときに、投票をして最終的な合意形成の手助けにします。よって、誰でも投票を呼びかけることはで きますが、それは投票によって誰もが合意するにいたるまで議論を尽くしてからにしてください。
どのユーザが投票権を持つかというのは非常にデリケートな問題ですが、ひとつの合意として、一定期間内に一 定の投稿を行うことで合意が得られています。ただし、投票権のためだけに無駄な編集を繰り返されることを避 けるために、そのようなユーザに対してのスタブ未満作成停止のお願いやプレビューのお知らせなどの有意な要 請ののち、要請のあともなお行為が終わらない場合は停止警告を行い、そのユーザは無条件で今後の投票権を一 ヶ月の間失います。
あるユーザのステータスにかかわる問題、例えば管理者に下命したり投稿ブロックに処したりする場合などや、 多くのユーザに影響を及ぼす方針の決定などのコミュニティーの根本に関わる問題については、この原則は厳し く守られるべきです。ただ、厳密な投票は往々にして有権者の門戸を狭め、広く意見を募りたいときに支障が出 ることがあります。よって、投票を二つに分けることとします。 ; 重大な投票(コミュニティーの根本に関わる問題に関する投票) : これはユーザのステータス(管理者や Bureaucrat など)や、コミュニティーの方針の決定に関する投票に適 用されます。 ; 一般投票 : これはその他の投票に適用されます。
投票が終わったあとは、集計し、次の合意形成の段階へ移ってください。
== 投票権 ==
投票は、 # 一人一票 # 一定の編集を一定期間に行うこと が原則として導入されています。
重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。 ; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。合意が あれば、そのほかにも独自の制限をかけることができます。
=== ログインユーザしか投票を認めないのはなぜか ===
さて、重大な投票において匿名ユーザによる投票を認めないのはなぜでしょうか。できるだけ議論は広く門戸を 開けるべきなので、制限など加えるべきではないのではありませんか?
これへのひとつの解答として、ログインユーザと匿名ユーザとの違いを挙げるものがあります。すなわち、ログ インユーザは意識的にコミュニティーに参加しており、匿名ユーザはそうではないという意見です。また、こう いう言い方もできます。ユーザ名は一人もしくは複数の限定された自然人に対応し、匿名ユーザにはそれがない、 と。また、IPが一定するとは限らず、たとえば自宅から固定IPで利用しているユーザでも、ISPを変えたり、出 先から接続すればIPは変わるでしょうから、一人一票の原則が破られてしまう恐れが大変に高くなります。
そのゆえに匿名ユーザは重大な投票において投票権を与えられないのです。
== 投票の方法 ==
投票を行う際の進行について説明します。
=== はじめる前に ===
投票を始める際には、 # なんに就いての投票か # 選択肢としては何か # 選択肢が多いときは複数選択も可能にするのか ということを明確にしてください。
また、集計を担当するものを投票権をもつものの中からあらかじめ二人選出し、記名しておいてください。集計 者も投票することができます。
=== 投票場の設営 ===
その次に投票を行うためのスペースの設営についてです。投票は、どれへ誰が投票したのかと言うことが明確に なっている必要があります。標準のフォームを以下に示します。このフォームは最低限投票場にあるべき内容を 示すものなので、これを変えてはならないということはありません。
<pre><nowiki>== 投票 == *'''(重大な/一般)投票''' *投票に必要な資格: 一ヶ月以内に**の投稿のあるユーザ *投票期間: ** *投票開始日時および終了日時: ****年**月**日**時**分(UTC) - ****年**月**日**時**分(UTC) *集計者: (名前)
選択肢の説明
=== 投票場 === 選んだ選択肢の後ろに ~~~~(日付入り署名)といれて投票を行います。 # 〜: (記名欄) # 〜: (記名欄)
----
==== コメント ==== * 〜: ~~~~ * 〜: ~~~~
<small>必ず日付入り署名 (<nowiki>~~~~</nowiki>) を付けてください。(新しいコメント は一番下へ)</small></nowiki></pre>
=== 投票 ===
投票が始まったら、[[Wikipedia:現在行われている投票]]にその旨記載してください。重要だったり広く意見が 求められたりする投票であれば、[[Wikipedia:コミュニティ・ポータル]]などに記載することもできます。
投票の際、言っておきたいことがある場合、コメント欄にコメントを残すことができます。こちらは投票権の有 無を問題にしません。投票のスペースにではないことを注意してください。コメントを残す際には以下の点に注 意してください。
* 論拠を示すようにする * 証明する責任を放棄した、あるいは個人攻撃と見なされる、あるいはその他、議論や合意形成に有害なコメン トは投稿しない * 以前使っていたアカウントを投票のためだけに使用を復活させない * 複数のアカウントを使わない 以上の点に背いたコメントをした場合無断で消去される場合があります。投票中であっても、投票権のないユー ザからの投票、不適切なコメントは除外することができます。
== 集計 ==
投票が終りましたら直ちに投票を閉じ([[Wikipedia:現在行われている投票#終了した投票|終了した投票]]に移 動するなど)、集計をはじめてください。集計の際は、二人の集計者によって投票権の有無の確認を行ない、そ の旨明記してください。その上で集計をし、結果発表を行ってください。
投票が終わりましたら、次なる段階、合意形成へと移ってください。
== 関連項目 ==
*[[Wikipedia:合意形成]] *[[Wikipedia:意思決定プロセス]] *[[Wikipedia:論争の解決]] -- END --
前回より送信が遅れてしまい、すみません。メーラーを変更したので、おそらくAphaiaさんからのメールも大丈夫だと思います。
Kzhr です。
[[Wikipedia:投票の指針]]の改正案を以下にまとめました。一ヶ月ほどしたら、いただいたご意見なども 踏まえて、正式な運用にもちこめたらなと考えております。ご意見をお待ちしております。
まとめ、ありがとうございます。 投稿回数の制限に関しては少し厳しいような気もしますが、アンケートの結果のようですので、素直に肯くしかないですね; 結果発表に関してですが、特に重大な案件に関しては只単に多数決でお終い、というわけにもいかないでしょうから、投票の結果をどのように扱うかを予め決めておく、という文章を加えた方が良いかと思います。この投票結果を基にして再び議論する余地があるならば、それも可能である、というのもいかがでしょうか。
Wikipedia関連ページも拝見しましたが、何分時間がないもので、自分が全てを把握できているとは思っていません。そのときはご指摘ください。
Skylab
__________________________________ Do You Yahoo!? http://bb.yahoo.co.jp/
みなさま、こんにちは。Miyaです。 Kzhrさん、「投票の指針改定案草稿」のまとめ、お疲れ様でした。 以下は、その編集回数についての感想です:
On Sun, 05 Sep 2004 22:11:18 +0900 Subject: [WikiJA-l] 投票の指針改定案草稿 Kzhrさん wrote: ============================================================
== 投票権 == 投票は、 # 一人一票 # 一定の編集を一定期間に行うこと が原則として導入されています。
重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし
(後略)
; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし(後略) == 集計 == 投票が終りましたら直ちに投票を閉じ([[Wikipedia:現在行われている投票#終了した投票|終了した投票]]に移 動するなど)、集計をはじめてください。集計の際は、二人の集計者によって投票権の有無の確認を行ない、そ の旨明記してください。その上で集計をし、結果発表を行ってください。
============================================================
回数については、だいたい、これくらいで良いかな、と思いますが、 集計なさる方の目の疲れを心配して(どなたが集計なさるのでしょ う?)次のように変更することを提案します:
; 重大な投票 : 一ヶ月以内に51以上の投稿 ; 一般投票 : 一ヶ月以内に21以上の投稿
こうすれば一目瞭然なので、1、2、3、4・・・ と数えなくてすむのでは?^-^?
---- 〜Miya〜
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Kzhrです。
Skylabさん、Miyaさん、ご意見ありがとうございます。
Skylabさんのご指摘ですが、投票の可決要件についてまるっきり記述がないのはおかしな話でした。 慣例を考慮して、以下のように訂正します。
#修正方法は 真鵺道方式です。 #see http://www.mpi-sb.mpg.de/~hitoshi/otherprojects/manued/index-j.shtml
-- BEGIN -- 重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。 [/全有効票の3分の2以上が選んだ選択肢に決定されます。] ; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。合意が あれば、そのほかにも独自の制限をかけることができます。[/全有効票の過半数が選んだ項目に決定されます。] -- END --
投票後の議論についてですが、なるべく議論は尽くしてから投票に移っていただきたいものですが、(人気投票 などもありますし)必ずしもそうはならないでしょう。ですから、投票をすればすべて決すとは書かないように 注意しましたが、不足でしょうか。
Miyaさんのご指摘ですが、一般投票を一ヶ月21件にするのは良いのですが、重大な投票の方は、このまえの [[ノート:管理者への立候補]]で行われたアンケートに基づいているので、勝手にいじっていいものか わかりません。
この件について、ほかの皆様からのご意見もお待ちしております。
On Mon, 6 Sep 2004 00:17:53 +0900, Skylabwiki_skylab@yahoo.co.jp wrote:
前回より送信が遅れてしまい、すみません。メーラーを変更したので、おそらくAphaiaさんからのメールも大丈夫だと思います。
Kzhr です。
[[Wikipedia:投票の指針]]の改正案を以下にまとめました。一ヶ月ほどしたら、いただいたご意見なども 踏まえて、正式な運用にもちこめたらなと考えております。ご意見をお待ちしております。
まとめ、ありがとうございます。 投稿回数の制限に関しては少し厳しいような気もしますが、アンケートの結果のようですので、素直に肯くしかないですね; 結果発表に関してですが、特に重大な案件に関しては只単に多数決でお終い、というわけにもいかないでしょうから、投票の結果をどのように扱うかを予め決めておく、という文章を加えた方が良いかと思います。この投票結果を基にして再び議論する余地があるならば、それも可能である、というのもいかがでしょうか。
Wikipedia関連ページも拝見しましたが、何分時間がないもので、自分が全てを把握できているとは思っていません。そのときはご指摘ください。
Skylab
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On Wed, 08 Sep 2004 09:45:33 +0900, miyanarniancat_miya@yahoo.co.jp wrote:
みなさま、こんにちは。Miyaです。 Kzhrさん、「投票の指針改定案草稿」のまとめ、お疲れ様でした。 以下は、その編集回数についての感想です:
On Sun, 05 Sep 2004 22:11:18 +0900 Subject: [WikiJA-l] 投票の指針改定案草稿 Kzhrさん wrote: ============================================================
== 投票権 == 投票は、 # 一人一票 # 一定の編集を一定期間に行うこと が原則として導入されています。
重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし
(後略)
; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし(後略) == 集計 == 投票が終りましたら直ちに投票を閉じ([[Wikipedia:現在行われている投票#終了した投票|終了した投票]]に移 動するなど)、集計をはじめてください。集計の際は、二人の集計者によって投票権の有無の確認を行ない、そ の旨明記してください。その上で集計をし、結果発表を行ってください。
============================================================
回数については、だいたい、これくらいで良いかな、と思いますが、 集計なさる方の目の疲れを心配して(どなたが集計なさるのでしょ う?)次のように変更することを提案します:
; 重大な投票 : 一ヶ月以内に51以上の投稿 ; 一般投票 : 一ヶ月以内に21以上の投稿
こうすれば一目瞭然なので、1、2、3、4・・・ と数えなくてすむのでは?^-^?
〜Miya〜
Do You Yahoo!? http://bb.yahoo.co.jp/
お返事ありがとうございました。
少し私の考えと違うところがあったので、説明させてください。 投票の結果の扱い(重要な案件は2/3、一般の案件が過半数)が既に合意に達していたのであれば、すみません。この話はなかったことにしてください。 もちろん投票は二項対立的なものとは限らないはずで、つまり選択肢は2つとは限らない、ということです。(これはKzhrさんの草案にもありました。)「初めから全有効票の過半数が選んだ項目に決定」というのは選択肢が少なければ達成可能な数値ではありますが、もし仮に選択肢が5つや6つもあったとしたらそれを投票で決めるとするのはほぼ不可能です。(もしこれが達成可能だとするならば、それ以前に選択肢は絞り込めているでしょうから。) ですから、初めから決定の条件を定めておくというのはあまり得策でない気がします。慣例を明文化した、ということのようで私案を述べましたが、やはり柔軟に対応できるようにするためには、一応慣例を載せておくが、詳しくは投票前に決めておく、という方が良いような気がしました。
Kzhrさんの案では「選挙管理係」を2名任命とのことでしたが、これに関して、具体的な選出方法がなかったのですが、どのように行うのでしょうか。(既に議論済みであれば、ページを示して頂けると助かります)私は、もし係を選出するのであれば、集計のみならず選挙の初めから最後まで全てに責任を持って貰いたいと思います。(必ずしも常に監視せよ、というわけではありませんが)具体的には選挙がスムーズに行われるように誘導して貰いたい、と思います。あと、これは提案ですが、「選挙管理係」は当事者でないほうが不正が少なく、よりよいと思いますがいかがでしょうか。
Miyaさんの案ですが、私は21、51回案に反対しません。というのも確認作業には苦労するであろうと考えるからです。ただ、Kzhrさんの懸念するように、一度合意に達した案件を再び動かすことは簡単ではないかもしれません。たかが1回ですが…
Skylab
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Aphaia です。Kzhrさん、まとめをありがとうございます。三点。 とその前に脱線すると、Skylabさん、メールには改行をお願いします。 アーカイヴで読むと、かなり読みづらくなっています。閑話休題。
On Wed, 08 Sep 2004 23:02:22 +0900, Kzhr wikipedia@mail.karpan.net wrote: ように訂正します。
#修正方法は 真鵺道方式です。 #see http://www.mpi-sb.mpg.de/~hitoshi/otherprojects/manued/index-j.shtml
1. 有効得票の閾値
-- BEGIN -- 重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。 [/全有効票の3分の2以上が選んだ選択肢に決定されます。] ; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。合意が あれば、そのほかにも独自の制限をかけることができます。[/全有効票の過半数が選んだ項目に決定されます。] -- END --
投票に差をつけること自体はよいのではないかと思いました。ただ 2/3 は少ないのではないか とも思います。デフォルト75%ではいかがでしょうか。 75%という数字の出所ですが -かなりの言語版で管理権限についての投票などの閾値となっている。 -日本語版は他の言語版に比して、consensus oriented な傾向があり、コンセンサス形式から いきなり 2/3 では、違和感を感じるユーザが多いのではないかとおもわれる。 の二点です。
2. 投票後の議論
投票は(アンケートと違って)合意形成の最終フェイズに出てくるものですから、逆に 「投票後の議論」を前提にする話はなじまないように思いました。投票による結果に議論が 集まるようなら、合意形成手段として失敗しているように思いますが、いかがでしょうか。
そうなることをふせぐには、投票が始まる前に投票の選択肢について十分な議論が尽くされる ことが必要かと思います。周知期間を設けて、その間に選択肢の練りこみを行うことで、事後の 紛糾を防ぐことはある程度可能です。これには投票に必要な判断材料の文書化などが含まれます。
Miyaさんのご指摘ですが、一般投票を一ヶ月21件にするのは良いのですが、重大な投票の方は、このまえの [[ノート:管理者への立候補]]で行われたアンケートに基づいているので、勝手にいじっていいものか わかりません。
21か20かはさほど本質的な問題ではないと思います。ただ、20のほうが直感的に分かり易く、 覚えやすい気がしますね。
21のほうが20より分かりやすいというのが世論のようですが、気のせいではないでしょうか。 たんに履歴を見る時、limit に渡す引数をいくつにするかの問題ですし。。 # {{SERVER}}{{localurl:特別:Contributions/[Username]|limit=[num]|action=history}} # URL直打ちなら http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:Contributions/...]
なおMiyaさんの指摘しておられた集計ですが、とくに投票管理者をおくのでなければ、 各自でチェックしあうことになるかと愚考します。
根本的には投票後の議論はなし、ということには賛成です。 ただ、例えば投票は予期せぬ結果になったというような場合には 投票後の議論をしても良い、ということです。 つまりは、「禁止」でなく「避ける」というように言葉に柔軟性を持たせる、と いうことです。もちろん柔軟性を持たせるということはそれだけ様々な解釈 が出来るということで、危険な面も持ち合わせていますが、投票基準の 明文化という作業は今回が初めてであるわけですから、きっちりと縛り付けた 表現でなく、運用していく上必要に応じて変更していけば良い、と思います。
前回Kzhrさんに質問を受けたのに具体的な返答をしないまま終わってしまった ように感じたので、遅ればせながら。 具体的には、例えば有効票が60票でA案23,B案22,C案15のような 結果となったときに、多数決ならばA案で可決ですが、「A案とB案の折衷案は ないか」という議論をすることは可能か、ということです。
Skylab
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On Thu, 9 Sep 2004 23:01:43 +0900, Skylab wiki_skylab@yahoo.co.jp wrote:
具体的には、例えば有効票が60票でA案23,B案22,C案15のような 結果となったときに、多数決ならばA案で可決ですが、「A案とB案の折衷案は ないか」という議論をすることは可能か、ということです。
基本的には反対です.
まず,あまり意味のある問題提起にみえません。 虻蜂取らずというように、一般に折衷案は往々にして欠点の多いものになりがちです。
投票の選択肢それぞれは、十分に練り上げられ定義されたものであるべきで それについて表が割れることがあるのは想定可能なことです.むしろ、投票に到るまでの 過程で、議論をみて、妥協点を探り、多数の支持が得られる案を作ることに傾注するほうが よいでしょう.
また妥協が可能かどうかは案の内容にもよります。 「句読点は、。を用いる」と「,.を用いる」との間で折衷案を考えるということが意義のあること とも思いませんし.そもそもどういう折衷が可能なのかも正直想像しかねるものがあります.
Kzhrです。
75%でよいと思ひます。2/3の基準としては、以前あるBureaucratの方から管理者への立候補の議論の場で その基準でやっていると窺っていた記憶があったためですが、75%のほうが数字として妥当でしょうね。
尤も、管理者への立候補が、投票を目安として行うよう決定した場合、この指針の制約の対象外となるので、 そこまで氣にする必要があるかとの考え方もある様に思いはしますが。
投票後の議論ですが、人気投票にしろ、最終的な決定は確かに投票結果にありますから、 其れを考えるのは不自然ですね。このままにします。
一ヶ月の件数の話ですが、その後議論がないようなので20件のままで行きたいと思います。 集計者ですが、いちいち選出・立候補していただきたいと思います。管理者の立候補の場合はBureaucrat あるいはsysopのみに限定するとしてもよいと思いますが。集計者の投票に就いては、 では禁止といたしましょうか。
今後ですが、あと二週間ほどしましたら、草稿を仮案とし、それから一ヶ月ほど待って本案とし、拘束力の あるものとして通用させたいと思います。
御意見の程お待ちしております。
On Thu, 9 Sep 2004 11:16:58 +0900, Aphaiaaphaia@gmail.com wrote:
Aphaia です。Kzhrさん、まとめをありがとうございます。三点。 とその前に脱線すると、Skylabさん、メールには改行をお願いします。 アーカイヴで読むと、かなり読みづらくなっています。閑話休題。
On Wed, 08 Sep 2004 23:02:22 +0900, Kzhr <wikipedia @ mail.karpan.net> wrote: ように訂正します。
#修正方法は 真鵺道方式です。 #see http://www.mpi-sb.mpg.de/~hitoshi/otherprojects/manued/index-j.shtml
- 有効得票の閾値
-- BEGIN -- 重大な投票と一般投票とは、投票権を持つユーザが異なります。条件は以下の通りです。 ; 重大な投票 : 一ヶ月以内に50の投稿のあるログインユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。 [/全有効票の3分の2以上が選んだ選択肢に決定されます。] ; 一般投票 : 一ヶ月以内に25の投稿があるユーザに限ります。ただし、有意な警告を受けていない必要があります。合意が あれば、そのほかにも独自の制限をかけることができます。[/全有効票の過半数が選んだ項目に決定されます。] -- END --
投票に差をつけること自体はよいのではないかと思いました。ただ 2/3 は少ないのではないか とも思います。デフォルト75%ではいかがでしょうか。 75%という数字の出所ですが -かなりの言語版で管理権限についての投票などの閾値となっている。 -日本語版は他の言語版に比して、consensus oriented な傾向があり、コンセンサス形式から いきなり 2/3 では、違和感を感じるユーザが多いのではないかとおもわれる。 の二点です。
- 投票後の議論
投票は(アンケートと違って)合意形成の最終フェイズに出てくるものですから、逆に 「投票後の議論」を前提にする話はなじまないように思いました。投票による結果に議論が 集まるようなら、合意形成手段として失敗しているように思いますが、いかがでしょうか。
そうなることをふせぐには、投票が始まる前に投票の選択肢について十分な議論が尽くされる ことが必要かと思います。周知期間を設けて、その間に選択肢の練りこみを行うことで、事後の 紛糾を防ぐことはある程度可能です。これには投票に必要な判断材料の文書化などが含まれます。
Miyaさんのご指摘ですが、一般投票を一ヶ月21件にするのは良いのですが、重大な投票の方は、このまえの [[ノート:管理者への立候補]]で行われたアンケートに基づいているので、勝手にいじっていいものか わかりません。
21か20かはさほど本質的な問題ではないと思います。ただ、20のほうが直感的に分かり易く、 覚えやすい気がしますね。
21のほうが20より分かりやすいというのが世論のようですが、気のせいではないでしょうか。 たんに履歴を見る時、limit に渡す引数をいくつにするかの問題ですし。。 # {{SERVER}}{{localurl:特別:Contributions/[Username]|limit=[num]|action=history}} # URL直打ちなら http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:Contributions/...]
なおMiyaさんの指摘しておられた集計ですが、とくに投票管理者をおくのでなければ、 各自でチェックしあうことになるかと愚考します。
集計者は(管理者への立候補の投票に限らず)sysopのみでも良さそうな気がします。 集計予定日に集計に参加できる管理者に当番制でやってもらってはいかがでしょうか。
Skylab
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Suisuiです。 最近jaは管理ばかりであまり顔を出していませんが。
On 2004/09/20, at 16:51, Kzhr wrote:
75%でよいと思ひます。2/3の基準としては、以前あるBureaucratの方から管理者への立候補の議論の場で その基準でやっていると窺っていた記憶があったためですが、75%のほうが数字として妥当でしょうね。
はい。私です。 英語版での基準80%、metaでの基準75%、その他の言語は75%が多く、 ML決めていて基準がさっぱり分からないところもありましたがその程度が妥当だろうと。 しかし実際75%の境目になったことはありません。 85%以上(ほとんどすべては90%以上)か、50%未満かのどちらかしかなかったと記憶しています。
一ヶ月の件数の話ですが、その後議論がないようなので20件のままで行きたいと思います。 集計者ですが、いちいち選出・立候補していただきたいと思います。管理者の立候補の場合はBureaucrat あるいはsysopのみに限定するとしてもよいと思いますが。集計者の投票に就いては、 では禁止といたしましょうか。
投票期限や判定基準がしっかりしているのであれば 集計者が投票禁止と言うのは必要ないと思います。 投票者と2重ハンドルと言うことも否定できませんし ;)
今後ですが、あと二週間ほどしましたら、草稿を仮案とし、それから一ヶ月ほど待って本案とし、拘束力の あるものとして通用させたいと思います。
是非。よろしくお願い致します。
Sui-Min (Suisui) Suiwiki at mac dot com
Aphaiaです。
On Tue, 21 Sep 2004 01:30:40 +0900, Sui Min suiwiki@mac.com wrote: ◎管理者への立候補 RfA
英語版での基準80%、metaでの基準75%、その他の言語は75%が多く、 ML決めていて基準がさっぱり分からないところもありましたがその程度が妥当だろうと。 しかし実際75%の境目になったことはありません。 85%以上(ほとんどすべては90%以上)か、50%未満かのどちらかしかなかったと記憶しています。
この判定基準とからむ話ですが、管理者への立候補に対して *期間を定めて、主に投票によって判定するか vs *最低限必要な期間を定め、コメントの内容に踏み込んだ上で判定をするか(最長期間不定)
また *誰が判定を行うのか
などの議論を http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%E2%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%... http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%E2%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%... で行っています。
ご意見いただければ幸いです。 また退任(de-sysopship)についても、懸案だった長期活動の無い管理者の自動退任の規定に ついて、アンケートを行っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%E2%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%... 30日まで。 こちらもよろしくお願いします。
Kzhr writes"
今後ですが、あと二週間ほどしましたら、草稿を仮案とし、それから一ヶ月ほど待って本案とし、拘束力の あるものとして通用させたいと思います。
草案の策定よろしくお願いします。