Wikipedia‐ノート:著作権ページで、「/履歴」サブページシステム廃止の発案を行いました。
以前の私の提案は2つありました。
(1)Wikipedia外でWikipedia内文書を扱う場合に、履歴の添付を省略できる
ようにしよう
(2)「/履歴」サブページシステムを廃止しよう。
このうち(1)のほうは、英語版などの動きも見ながらTomos氏がJimbo氏の意
向を聞いてくれるということなので一時棚上げになっています。(2)につい
てはそれなりに論議がありましたが、「/履歴」サブページシステムが存続
し続けなければならないという意見はあまりなかったと記憶します(1ヶ月
前の話ですが)。
詳しい改定内容の草案は、Wikipedia‐ノート:著作権ページにもあります
が、このメールの末尾にも添付しておきます。
私が「/履歴」サブページを廃止したほうがいいと判断した理由は、あちこ
ちに分散して書きましたがまとめると次のとおりです。
(1) 日本語版だけで独自システムを使用すべきではない。
(2) 使い勝手が悪く、誰も使用していない。
(3) 編集内容の要約欄で元記事へのリンクがあれば、履歴もたどれるのだ
からそれでよい。
(4) 「/履歴」サブページはサブページとしては扱われず、記事が移動され
たときにはサブページだけ元の記事名で残ったままになる。また、移動先
の記事に既に「/履歴」サブページが存在した場合、「/履歴」サブページ
を移動することがそもそも不可能。
(5) そもそも、日本語版Wikipediaでは(利用者ページ以外では)サブペー
ジは使用しないことになっている。
次の水平線からその次の水平線までが改定の草案です。基本的に「/履歴」
サブページに関する内容を消して、場合によっては編集内容の要約欄に
元記事へのリンクを貼れ、と書いただけでほかはほとんどいじっていませ
ん。
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===ウィキペディアにおけるコピー・アンド・ペースト===
ウィキペディアの或る記事からコピー・アンド・ペーストして他の記事を作成する場合には、「ウィキペディアにおける編集」とは、次の点で異なります。
*元の記事と他の記事の記事名が異なります。この点は、いずれにせよGFDLの義務をみたしているので、GFDL上の結論に影響は与えません。
*履歴が自動的に保存されません。このため、必ず、当該記事内または'''編集内容の要約'''欄に必ずコピー・アンド・ペースト元の記事へのリンクを張ってください。当該記事の履歴(自動的に更新されます)と元の記事の履歴を併せ読むことにより、4条1項2文I号、B号、C号及びJ号の義務をみたしているものとみなします。あなたが、その時点での最新版からコピー・アンド・ペーストした場合には、履歴の年月日と時間によりどの版からコピー・アンド・ペーストしたかを確定することが可能ですが、もし過去の版からコピー・アンド・ペーストした場合には、元の版を確定できるように、その版の年月日と時間を明記してください。
コピー・アンド・ペーストは「移動」に較べて、執筆者としてなすべきことがらが増えます。そこで、日本語版ウィキペディアにおいては、単なるログ化の場合には、「移動によるログ化」が推奨されています。これは、次のような手続を践むことにより、「ページの移動」によってログ化を行うものです。
#ログ化したいページを、ログ化先の名前をつけて移動する。
#ログ化元のページのリダイレクトを外す。
#ログ化元のページに、新たな内容を書き込む。
#これをログ化の度に繰り返す。
===ウィキペディアにおけるカット・アンド・ペースト===
ウィキペディアにおけるカット・アンド・ペーストは、事実上、カット・アンド・ペースト元の記事の編集行為と、カット・アンド・ペースト先へのコピー・アンド・ペースト行為により成り立ちます。それぞれの行為について対応する義務を果たしてください。
===ウィキペディアにおける翻訳===
ウィキペディアにおいて他言語のウィキペディアの記事を全部又は部分的に翻訳する場合には、理論的には、翻訳のためのコピー・アンド・ペーストが行われ、かつ、翻訳が行われたと分析されます(実際にコピー・アンド・ペーストをしたかどうかは関係ありません)。前者の行為に対しては、GFDL4条が適用され、後者の行為には、GFDL8条によりGFDL4条が準用されます。結局、みたさなければならない義務は、GFDL4条の義務です。
この場合、コピー・アンド・ペーストの場合と同様の理由で、元の記事への言語間リンク(いわゆる「interwiki」)を設置することにより、上記の義務がみたされたと考えます(言語間リンクは、タイトル・ページに含まれます)。翻訳を行う方は、必ず言語間リンクを設置してください。
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Modeha