gan_for_ma_kubeさん!頭ごなしの決めつけはよくありませんね。ganさんと相馬さん、管理者伝言板とブロックについてのそれぞれの投稿は、一見すると相反していますが、真理の両側面だと思います。
実社会では犯罪の処罰は、一般人からの通報・被害届→警察官の捜査・検挙→検察官の起訴・訴訟追行→裁判官の判決、という全部で4段階のステップを踏みます。ところが管理者伝言板の場合、通報→ブロックという2段階しかありません。したがって、警察官・検察官・裁判官の役割を、通報後の管理者が一手に担っている訳です。ここで管理者を警察官に見立てると、管理者伝言板への書き込みは、一般人から通報を受けた警察官が捜査中ということになり、相馬さんのように、誰だって通報はできるしウソの通報も山のようにあるんだから、真犯人ではないなら気にするなよ、ということになります。一方、管理者が処分を最終的に決めることに鑑みて管理者を裁判官に見立てると、ganさんのように管理者伝言 板に通報された人は、刑事被告人の立場に立っていることになります。だから、どちらも間違っているとは言えないのです。
ただ、警察官・検察官・裁判官の三者の役割を管理者がまとめて担っているという構造的な特徴はあるわけで、その点についてはこのMLの読者の方であるらしいIPユーザーの方が「投稿ブロックの方針」のノートページで大変興味深い問題提起をされましたので、一言言いたい方は是非議論に参加しましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%E2%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%...
ただ一点、相馬さんの投稿の問題点。相馬さんは管理者の一人であり、他の管理者がブロックに介入する基準を「明らかに不適切」な対処である場合(に限定する)と示唆しています。この基準は、ブロックされる側からするとブロックされる時点より証明責任が高く、不利だと思われます。するとブロックされる者とすれば、ブロックされる前に適切な弁解・反論を行ってブロックを事前に阻止した方が有利な訳です。とすれば、黙っていればいい、というのが適切なアドバイスとは言えないでしょう。ブロック異議への他の管理者の介入基準が「明らかに不適切」な場合に限定されるのだとすれば、ブロックされる者には、弁解・反論の機会など十分な手続保障を与えなければなりません。ブロック異議への他の 管理者の介入基準が、ブロック時と同様「自分だったらブロックするか」なら、現行の手続でもいいかもしれませんが。まあそういったことまで含めて、上のノートページで議論すればいいと思います。
エルドランド
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