某氏から流れてくる内容を無視するというMLの暗黙の了解が、さらに継続される ことになりました。めでたしめでたし。
さて、個人的に、中国茶に関する記事をちょいちょいいじくったりしております が、その中で、プーアル茶に関係して、「碁石茶」の記事がまだ作成されていま せん。 碁石茶は、もともとは高知県の農家で、各農家ごとに生産されているお茶でし て、流通量も非常に少ないのですが、近年、注目されつつあります。 しかしながら、その碁石茶にまつわる資料が非常に少ないことと、新しく記事を 執筆しようとした場合、内容によっては独自研究と見なされる可能性が非常に高 くなっています。また、出典を提出しようにも、碁石茶に関する資料そのものが 少ないため、出典そのものが存在しない内容も含まれると思われます。 さらに、正直言いますと、今、手元に碁石茶が無いため、正確な記事を書けるか どうか…手に入りにくいんですよ、ほんと。高知の農家に知り合いなんていませ んし…。 ある程度の資料を集めて記事を立ち上げてみますので、興味を持たれたかたはご 協力並びにウォッチリストによるチェックをお願いします。
で、ここからが本題。 「苦丁茶」の記事を立ち上げましたが、こちらも、まだ日本国内での資料が非常 に少ないため、私が親しくお付き合いさせていただいている茶商から資料を取り 寄せ、それを元に記事をさらに加筆しようと考えています。 この場合、その資料は、その茶商が専門家や研究機関に独自に依頼して分析して 貰ったものが含まれるようになりますが、こちらも、独自研究扱いになりそうで して…。 あいにく、日本には、中国茶に関する書籍はあっても、苦丁茶に関する書籍はひ とつもないため、出典を求められた場合、取り寄せた資料を画像として掲載する 以外に手がないのが現状となりそうです。 そのことを踏まえて、そうした、一般的ではない独自資料を基に編集を続けても いいものかどうか、アドバイスをいただけないでしょうか。 もし、問題ないと判断されましたら、その茶商とかけあって、資料を一通り送っ てもらい、記事を加筆していきます。
上記二点、よろしくお願いします。
静葉ちゃんより。
Tietew です。
On Wed, 04 Jun 2008 12:30:51 +0900 In article 48460C6B.4000902@chan.jp [[WikiJA-l] 執筆するにあたって、アドバイスを下さいませ。] 静葉 shizuha@chan.jp wrote:
「苦丁茶」の記事を立ち上げましたが、こちらも、まだ日本国内での資料が非常 に少ないため、私が親しくお付き合いさせていただいている茶商から資料を取り 寄せ、それを元に記事をさらに加筆しようと考えています。 この場合、その資料は、その茶商が専門家や研究機関に独自に依頼して分析して 貰ったものが含まれるようになりますが、こちらも、独自研究扱いになりそうで して…。
「その資料」がその茶商さんを通して入手できる(公表されたものである)のな らば、「静葉さんの」オリジナルリサーチには当たらないでしょう。
ただ、出典記載の際にその茶商さんや研究者の方々のお名前を出すなどする必要 はあるかと思います。
Calveroです。
「独自の研究」については、Tietewさんのおっしゃるとおり、 静葉さんが独自に研究した結果を発表しようというわけではなく、 他者の調査結果を参照するものですから、問題はなさそうです。
しかしながら、その「分析結果」(成分などについてでしょうか)が、 例えばどこかの図書館などに行けば閲覧できる、というようなものでないと、 やはり検証可能性を満たすことはできないと思います。
<!-- 蛇足 化学の論文ですと、「unpublished result」(未発表の結果)、 あるいは「privete communication」(私信)といったものがreference(参考文献) として挙げられていることもあるのですが、ウィキペディア上では これはちょっと難しいのではないでしょうか。
論文の場合は corresponding author (責任者である著者の連絡先)に聞け、 ということになりますが、これはウィキペディアでは認められていないですから。 -->
資料のスキャン画像をアップロードする、というのもちょっと微妙だと思います。 意地の悪い見方ですが、それが本物であることをどうやって保障するのか、 という話になってしまいます。
ですので、とりあえずはそういった難しい出典が必要とされる部分は措いておいて、 確かなところから書いていく、というのも一法であると思います。
Googleで少し検索してみたのですが、 * http://www3.synapse.ne.jp/hantoubunka/minzoku/02.0.htm * http://www.tri-step.or.jp/bunyabetsu/05.09.21/kusunose.pdf のようなページがありましたので、大学などで研究を行っている人もいるようです。 ので、もう少し探せば何か見つかるかも知れないという気がします。 (無責任な言い方で申し訳ありませんが…)
お二方からのお返事、ありがとうございます。 資料として、先ほど、私が取引している茶商「恒福茶具」から、pdfファイル を送付してもらいました。 筑波大学大学院生命環境科研究科の、「第33回研究集会における発題講演をま とめたもの」、というものでして、現段階では、この資料は、苦丁茶の編集に協 力していただける方にのみ、直接メールでお送りするという形を取ろうと思って おります。
念のため、個人的に、回答をいただいたお二方にのみ、参考資料として勝手に ファイルを送付させていただきますです。
それでですね…
-- ウィキペディアのこちらのページへ、 代表的な販売店として、「苦丁茶(一葉茶)専門店」「恒福茶具」 二店舗をリンクで貼って頂けると嬉しいです。 (ご存知とは思いますが、SEO効果が高い) -- と、まあ、このように申しておりまして… 出典として、会社名を出していいのであれば、そりゃそれでもいいかも知れませ んけれど、当方ではうまく説明することができませんから、どなたかいい説明文 を回してもらえませんか? ちなみに、利益云々関係なく、先方は、編集に使用する参考資料の提供には協力 してもらえるとは思いますけれど。一応、私のアフィリエイトのネタにもなりま すし。 ちなみに、その資料を提供してくれている恒福茶具は、中国茶を取り扱う全茶商 の中で、私が唯一信頼しているところだ、って書けば…まあ、宣伝にはなります けれど、それだけ信頼関係もあついことがお分かりいただけると思います。
え〜っとですね… 恒福茶具から私の元に届けられた資料ですけれど、これが実際にはインターネッ ト上で公開されていることが解りました。詳しくは、[[ノート:中国茶]]をご参 照のほどを。
いやあ、恒福茶具が独自に手に入れた資料かと思っていたもんで、そういう話に なりましたってことで… 残る問題は、該当資料を出典として提示して大丈夫かどうかですね。資料の内容 については、私は解読できるほどの知識を持ち合わせていませんけれど、製法な どの、該当資料に掲載されていない情報が解り次第、色々と追記していくととに します。
資料ありがとうございました。 依頼分析の結果のようなものかと思っていましたが、 論文だったのですね。
根岸紀 「苦丁茶の成分と機能性」『日本食生活学会誌』 18巻1号、25-31項、 ということで、 http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jisdh/18/1/_contents/-char/ja/ から閲覧できますね。
これを参考文献・出典として使うことに問題はないと思います。 ただ、内容がわからないとなると、どの記述の出典として使うのか、 難しくないでしょうか?
会社へのリンクの件ですが、ウィキペディアは百科事典ですし、 いかなる形であっても宣伝は認められていないので([[Wikipedia:ウィキペディアは何でないか]])、 単に販売店として外部リンクに掲載するのは無理があるのではないかと思います。 [[Wikipedia:外部リンクの選び方]] に合うような内容のページであれば よいのでしょうけれど。
私自身、そうした研究機関がどのような活動をしているのか、未知のものですの で、判断しがたいものがありました。 ですが、いろんな方の協力もあり、道筋が見えてきました。皆様のご協力に感謝 です。
資料に関する有用性については、これでOKとなると思いますが、資料を基に記 事を加筆するにあたって、該当資料を基に加筆するのは、ちと私には難しいと思 いますので、当面私はノータッチということでいいはずです。そもそも、記事の 編纂に締め切りなぞありませんし、私が無理に編集しなければならない理由も何 一つありませんから。編集にルールはあっても締め切りはありませんからね。 なので、気の向いた方が編集してくれることを祈りましょう。[[苦丁茶]]の項目 は、私以外の方も色々と加筆してくれておりますので、どのような記事に育って いくのか、楽しみにしております。また、このMLが、該当記事の編集の起爆剤 になってくれたらとも思っておりますよ。
記載内容の出典についても、営利的なサイトへのリンクを避けることがこれで可 能となり、恒福茶具へのリンクの必要性もこれで消滅しましたので、あとは、 ウィキペディアを商用ベースで利用することができない旨を説明すればいいだけ ですね。教えていただいたリンクを紹介しておけば、それで大丈夫でしょうし、 彼との信頼関係も失うこともないですから(そもそも、それくらいのことで信頼 関係が薄れるような関係じゃないんですけどね)。
苦丁茶の資料に関する事項に関しては、こういう方向性でいいはずです。 また何か気付いたことがありましたら、アドバイスをお願いします。
あ、ちなみに、苦丁茶は、記事には「独特の強い苦み」って書いていますけれ ど、おいしく入れた苦丁茶は、その苦みがかえって癖になるという、いわばビー ルにも似た感覚ですので、気になった人は取り寄せてみてくださいませってこと で。もちろん、その上で編集に協力していただければありがたいっす。