続きです。
IPユーザとアカウントユーザの違いについては、Your Dream Comes True!!! さんの メールにもあるように、本質的なところではないでしょうから、蛇足だったかもしれません。
ともあれ、ブロックされた利用者はいかなる形においても投稿を禁止されるか、という点です。
実は、それはまだ草案の「追放の方針」で取り扱われています。 追放の方針によると、「追放」された利用者は、投稿が完全に禁止されるとされています。 また、投稿ブロックはそのための手段であるとされています。
追放の方針は英語版では公式な方針として運用されており、その合理性を疑う余地はないところでしょう。 ですので、管理者を含む多くの人たちは、感覚としてしばしば追放を念頭に、投稿ブロックを取り扱っています。 日本語版ではまだ草案ですから、本来は適用してはよろしくないのですが、典型的な荒らしなどに対処する際には、 おおむね問題なく準用されているようです。
とはいえ、それはまた別な話ともいえますから、Your Dream Comes True!!! さんのご指摘に沿って回答してみます。 しかしながら、それらは旧方針におけるものであるため、即時投稿ブロックがより弾力的に運用されている今般では、 多少認識に違いがあるようです。
とりあえず、引用Vの「このため」の解釈です。
旧方針では緊急的に荒らしによる被害の拡大を防ぐ場合を除き、即時での投稿ブロックはあまり行われていませんでした。 明白に同一人物であると判断できる場合を除き、いちいち投稿ブロック依頼を提出し、合意を得る必要がありました。
そこで、「このため」以下の規定を設け、既にブロックされた利用者と同様な荒らし行為を続けるものに対しては、 ブロック依頼を省略してもよいとしていました。
要するに、もともと荒らし以外に対しては即時ブロックを行わないことが前提であり、 荒らしへの対応能力を強化することを目的として、引用部分が定められていました。
なお、現在試用されている改定方針では、荒らし行為に対して短期のブロックを行う際には依頼を必要としませんので、 既に上記部分は(明白な荒らしに対しては)重要ではなくなっています。 管理者が気づけば、荒らしはいつでもブロックされます。
以上、Your Dream Comes True!!! さんと同じようなことを言っていると思うのですが、もし違っていたらご指摘ください (Your Dream Comes True!!! さんの主張を理解しているかどうかの確認です)。
それで(長々と書いた意味がなくなるかもしれませんが)、Your Dream Comes True!!! さんとしては、 (既にブロックされている)IPアドレスに対する投稿ブロック依頼を提出し、そこで賛成の合意が得られれば、 ブロックされても肯んずるということなのでしょうか。 どうも、逆に考えると、そのための主張ということにもとれてしまいます。
次に、「投稿ブロックされた理由」についてなのですが、ブロック依頼に記されていたもののみが本質的な ブロック理由とお考えでしょうか。
ノートでの議論は記事の編集を前提としたものですから、議論が禁止されれば、 それが起こる元となる本文の編集も禁止されるべきであることは、明らかであると考えます。 もし問題となるような編集を行ってしまった場合、どうなさるおつもりだったのでしょうか。 ある編集について、Your Dream Comes True!!! さんが問題ないと考えていても、他の方も同様であるとは限りません。
たとえすべて差し戻されても文句は言わない、ということにしても、その手間を考えると、いったい何のための ブロックだったのか、ということになってしまいます。
さらに、Your Dream Comes True!!! さんの、「問題ない編集なら許容される」との主張を究極的に拡張すれば、 たとえノートでの議論であっても問題ないものならば許されるということになってしまい、 これではブロックがまったく意味を成しません。 なので、どこかおかしいところがあるように思われます。
やはり、問題があるかどうかは他の利用者たちが判断するものであり、Your Dream Comes True!!! さんが 正当である旨を主張され、それが一理あるように見えても、他者を十分に納得せしめることができないのであれば、 論のつまずきをいちいち探すよりも、なぜ受け入れられないのかを考察したほうが有益であるように思います。
Your Dream Comes True!!! さんの投稿をことごとく差し止めたい方々からしてみれば、 ここでいかに Your Dream Comes True!!! さんが追加のブロックは既に述べられている理由によって不適切であると主張されても、 さらなるブロック依頼によって「すべての投稿をブロックする」ことで合意を得てしまえば済む話なので、 むしろ、どのようにしてご自分をコミュニティに受け入れられるようにするか検討したほうがよろしいのではないかと思います。
それは正当性を主張するだけでは成しえません。
以上の私のコメントについては、現在準備中との「異議申し立て」の内容によっては何か変化があるかもしれません。