メーリングリストの皆さまへ
こんにちは!工藤雪枝です。 私が、どうしても仕事でウィキペディアを閲覧したいという方がおられた関係で投稿ブロックに対する対処を一刻も早くお願いしたいというせっぱつまったお願いをしたために、リスト上の一部の方々に不快感を与えてしまったようで、そのことに対してお詫びを申し上げたいと思います。私がリスト上で大騒ぎをしたために、いろんな方々が対応してくださったと思いますので、決して特別扱いをされたということではないと思っています。しかしながら、じあだんさんの気持ちもよく理解できます。申し訳ございません。
あと、私の閲覧ページに関するご意見の中に本人が本人に関するページを編集すべきではないといったものがありました。しかしながら、私の記憶では、ウィキペディアに関する情報の中に、本人による投稿を前提とした表現を読んだ記憶があります。これは私見ですが、そもそも人物に関する情報を集める場合、本人の仕事の内容、経歴、活動の実態などをもっともよく把握しているのは当該本人だと思います。そのような状況で、本人からの投稿を無効とした場合、ウィキペディアに掲載される人物に関する情報が、ずいぶんと薄くなってしまうのではないでしょうか?
私はこの18年間フリーランスのジャーナリストとして仕事をしてきましたし、人物としての側面でも様々な趣味を持っていますがそれを詳しく知って、情報として提供するのはうちの親でも無理だと思うくらい、本人による情報提供に頼るしかない側面をウィキペディアは構造的に持っていると感じます。
実際に私の親しくしているいわゆる有名人、メディア界の方々(外国人も含めて)の人物評など閲覧しても、絶対本人しか知り得ない情報もかなり詳しく掲載されているものばかりで、実際のウィキペディアの状況において、いわゆる有名人というカテゴリーの方々は、部下か秘書をウィキペディア専用に用意しているのではないかと思うくらいです。また、私がメディアの方々にウィキペディアのページをお見せすると、もっと工藤さんはいろいろ書くことがあるのだから、積極的に投稿してより詳しい情報提供すべきだと指摘されることも多く、たとえウィキペディアの規則がどうであれ、実際にページを閲覧する人々は当然のごとく本人も投稿しているという前提で読まれています。
私自身、本人が客観的情報を正確に提供するにあたってはウィキペディアにとっても閲覧者にとっても有益であると思いますし、自分に関する情報が公にされる場なのに、本人はいわゆる「自己紹介」ができず「他己紹介」にのみ頼るしかなくじっと口を閉ざし知っていることや活動内容なども、他人の口から出て初めてそれについての是非を言及できるというなんとも歯がゆい状態をつくることは、できるだけ多くの客観的情報が閲覧される人物についてなされるべきだという本来のウィキペディアの方針に矛盾すると思います。
以上長くなりましたが私見を述べさせていただきました。皆さま良い午後をお過ごしください。
工藤雪枝
----- Original Message ----- From: "111 111" sotsugyo@hotmail.com To: wikija-l@lists.wikimedia.org Sent: Monday, September 27, 2010 10:07 PM Subject: [WikiJA-l] これは、差別?
某管理者の発言についての怒りのあまり、書くべきことを書きそびれてしまいました。
工藤さんへとじあだんさんへとの、対応スピードの差です。どちらも荒らしを理由としたブロックに関する話で、当事者が迅速に異議を述べたことは同様です。しかし方や数時間内に急いで対応、もう方や2ヶ月近く放置ですか。天と地の違いですね。違いと言えば、工藤さんはメーリングリストで異議を述べ、じあだんさんは自分の会話ページで異議を述べたこと、及び工藤さんがある程度の著名人である一方じあだんさんはそうではないであろうこと、じあだんさんは事前に荒らしと同一人物ではない旨の明確な主張をされていたのに対し工藤さんはいつの間にかブロックされていたことくらいでしょうか。
私は工藤さんへの対応が早すぎてえこひいきだと言いたいのではありません。じあだんさんにもっと早い対応(異議申し立てへの応答)をすべきだったし、このMLでじあだん氏のブロック(及びブロック異議の対応)への疑問を私が提示して、もう24時間以上経過するのに、何もじあだんさんへの対応がなされていないのはおかしいんじゃないかということです。