静葉様
工藤雪枝です。私は貴方に対して対話拒否の姿勢などとっておりません。 ちゃんと、万年筆のことまで、返信しているでしょう。 ただ、すべての貴方のレスに答えることができないということです。 それは、貴方の質問が質問の形式をとった私に対する非難であったり、貴方の 感想であったり、貴方の私に対する危惧であったりするから返答のしようがない という類だからです。
もちろん私はそのような書き込みに対してひとつひとつ、同意、不同意のレスを返すことは できますが、それは大人げないだけでなく、論争をよりレベルダウンさせ複雑にするだけのこと故 私は、そのような書き込みに対して、無口でいるわけです。貴方の書き込みはすべて拝読しており ますし、無視しているわけではないと思います。
そもそも貴方の書き込みを無視していたら、私の私用の万年筆の議論に対してレスしませんよ。
私はその時は自重しておりましたが、静葉さんがそこまで返答してほしいとおっしゃるなら、 本音の返答を下記にいたします。
まず第一に、モンブランでなくWATERMANだと気付いたのは私が自分の私物のブランドを 忘れていたからであって、とってつけた言いわけでもなんでもありませんので、誤解のなきよう お願いいたします。
さらに貴方は、英国人の前でモンブランを使うのは野暮と書かれていますが、その客観性、真実性 について説得力のある「出典をはっきりと示してください!」(貴方自身がWIKIPEDIAのそして ジャーナリズムの深淵たるプロ的存在であることを自認しながら、よくもこんな、いかがわしい、主観的で 視野狭窄的な指摘ができますね。こちらのほうこそ驚きですよ。
私は英国の大学院で経済学修士を取得し、英国の企業で長年働き、BBCの特派員をやり、英国の サッチャー首相や作家のジェフリー・アーチャーやリチャード・ブランソンなどを取材し足掛け20年以上 にわたって英国に深くかかわってきた経験から、静葉さんの指摘は真実でないと客観的に申しあげる ことができます。
先程あげた、英国の3人の方々とは取材後も個人的な付き合いが続いておりますが、彼らの使っている 筆記用具もみたことはありますが、三人とも著書にサインするときは、モンブランを使っています。 特にアーチャー氏は手書きで原稿を書くので、「モンブランでないとだめなんだ」と私に語っておられます。
また外国人とのビジネスも多いロイズ保険組合も、私は「ニュースステーション」の特集のために取材 しましたが、保険契約成立のサインは皆、英国人のアンダーライターやブローカーはモンブランでして いました。私のようにWATERMAN派は英国では少数派でしたよ。
静葉さんは、どのような客観的経験や事実に基づいて、「モンブランを使う工藤は馬鹿」という趣旨 のご指摘をしてこられたのか、ぜひうかがいたいと存じます。
次に、静葉さんはWIKIPEDIAのルールを守ることの重要性を何度も指摘されていますが、そして 加えて、私がそのルールを守るだけの見識と判断力がないときめつけられて、何度も私が、方針を 理解したといってもそれを否定されます。しかし静葉さんが、そんなことにそこまで心配しているにも かかわらず、万年筆の件で私を非難する文章を公的に書いた貴方のその行為は、刑法上の侮辱罪 に該当するのですよ!WIKIPEDIAのルール遵守にしゃかりきになって刑法の罪を犯すとはまさに本末転倒 だといえましょう。
民法違反なら牢屋に入らなくても済みますが、刑法違反ということは貴方はいつでも、送検、起訴される 可能性があり、そうしたら、前科者になってしまうということですよ。
刑法231条、侮辱罪 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱したものは拘留または科料に処する
判例の立場では「本罪は事実を摘示しないで公然人の社会的地位を軽蔑する自己の判断を発表する ことによって成立する」となっています。また本件、侮辱の罪は名誉棄損の一部分をなすものであるから 「当然侮辱罪が成立する時は、名誉棄損の罪に該当する」というのも判例の立場です。
この場合の名誉棄損とは民法上の名誉棄損ではなくて、刑法上の名誉棄損。即ち刑法230条「公然と 事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず3年以下の懲役もしくは禁固 または50万円以下の罰金に処する」です。(名誉棄損には民法の罪としてもありますが、重い名誉 毀損は刑法罪になります)
したがって静葉さん、貴方は侮辱罪、名誉棄損の刑法上の罪をおかした、しかし未だ警察および検察 によって逮捕、拘留、送検されていない罪人なのですよ。
私は、こんなことを書きたくなかったですし、万年筆の件は私がさらりと受け流すという大人びた反応を とることで、水に流してしまおうと思ったりしてきたから、すべてのあなたのリストへの書き込みには応じて こなかったわけです。
でもそれを不服とされ、私に対して、返答しろとおっしゃるのなら、以上が私の返答です。そもそも ジャーナリストと名乗る者が刑法違反をするなどもってのほかです。貴方の今後の態度いかんでは 私の東大法学部時代の同期、先輩に警察、検察、弁護士、の知り合いは沢山いますから法廷闘争 にもっていくことを考えざるをえません。
静葉さん、貴方は私と同様、物書きを生業となさっている方と自己紹介されていますが、貴方の文章 を読んで、そこからよみとれる、客観性、判断力、文章力、俯瞰して物事をみる力などから私には貴方の 物書きとしてのレベルが手にとるようにわかります。
前言を取り消すのは「武士に2言はない」をモットーとする私らしくないのですが、貴方には到底私の 充実した経歴やこれまでの数多くの仕事などについて理解し、工藤雪枝のページを編集することが困難 なのではないでしょうか。できたら、工藤雪枝のページの編集などやめていただきたいという のが今の私の正直な気持ちです。
工藤雪枝 拝
----- Original Message ----- From: "静葉/中野和明" shizuha@chan.jp To: "Mailinglist of Japanese Wikipedia" wikija-l@lists.wikimedia.org Sent: Thursday, October 07, 2010 11:32 PM Subject: Re: [WikiJA-l]何だかなあ・・に同意!(工藤)
工藤雪枝様
Wikija-lにおいて、私からの問いかけに答えず、それ以外の方々のメールには確 実に返信を行っています。 これは、私との対話を拒否する姿勢と見てよろしいでしょうか。もしくは、まだ 私からの投書を読まれていないのか、いずれかだと思われます。 後者であるならば、まずじっくりとご一読いただき、その上で、私が提示した二 択にお答え下さい。そのお答えの内容により、JAWP上でどのように対処すべきか、 コミュニティーに提案させていただきますが、どちらを選ぶかにより提案する内 容が異なります。 そして、無視をされる場合は、それを考慮した上でコミュニティーに、一連の問 題を解決するための、一番的確な方法を提案致します。 この提案は、いずれも、私が提案を行うというだけであり、実際にその提案が実 現するかどうかは、コミュニティーでの議論の上で下されるものになります。
私がお伝えした二択について、回答される義務はもちろんありません。しかしそ の選択肢により、提案内容が大きく変わることもご理解下さい。
本件を含め、私は、JAWPのコミュニティで合意形成された基本方針を基盤に、淡々 とWikipediaの全アカウントユーザーに提案を行っていくのみです。おそらくは、 協議に加わるすべての方が賛成していただけるような提案を行うつもりです。そ の提案に対し、他のアカウントユーザーがどのように判断を下すのかは、私の認 知できるものではありません。
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