Sumaruさん
まず、冒頭で。 問題の「投稿ブロックされたユーザー」の「ユーザー」が、 「現実にPCの前に座ってる自然人」を意味するのか、 「Wikipediaで投稿・編集する名義」を意味するのかについて、 僕が、このメーリングリストで論じる(主張する)のは、 以下の理由から、このメールを最後にさせていただきます。
〔理由・1〕 問題の「ユーザー」という語について、Sumaruさんは、 「『Wikipediaで投稿・編集する名義』を指す可能性はなく、 あくまでも『現実にPCの前に座ってる自然人』のみを指す。」 と主張されるのに対して、 僕は決して「『Wikipediaで投稿・編集する名義』のみを指す。」 とは言っていません。あくまでも、僕は 「『現実にPCの前に座ってる自然人』を指す可能性も 『Wikipediaで投稿・編集する名義』を指す可能性も、 いずれも有り得る。」と主張しているに過ぎません。
〔理由・2〕 その上で、確かに、僕は「『Wikipediaで投稿・編集する名義』 を指す可能性の方が高い。」とは言っています。 これも、英語の「user」や日本語の「ユーザー」という語が、 歴史的・沿革的・慣習的に、アメリカや日本の情報通信業界 において、「現実に利用(use)する自然人」の意味ではなく、 「サービスの利用(use)に際して割り当てられた単位や名義」 の意味として発祥した語であり、その語、「user」・「ユーザー」 という語が定着する中で、口語的に、 「現実に利用(use)する自然人」の意味でも使われるように なった、という経緯を踏まえてのものです。 つまり、「原則:『名義』/例外:『自然人』」という、 歴史的・沿革的・慣習的な事実を前提としています。 (これも、「要出典」でしょうか?)
類似例としては、「account」・「アカウント」という語が、 元々は金融業界における「口座」の意味として発祥し、 例えばSumaruさんがA銀行のB支店に1口座、 C支店に1口座を開設しているとすると、Sumaruさんは 銀行からは「2人」と数えられるのと、似たケースです。
〔理由・3〕 最後に、CalveroさんやSumaruさん、霧木さんと同様、 僕自身もまた、一連の「投稿ブロック」関連規定の解釈 に当たっては、当該規定の「趣旨・精神・本質・目的」に 基づくべきである、と信じています。 よって、ここで、文言の表面・字面について争うよりも、 「趣旨・精神・本質・目的」について話し合った方が、 よっぽど建設的であると信じます。
以上を踏まえつつ、一応、1点だけ、反論は致します。
【Sumaruさん発言からの引用】 直前の「ログインしていないユーザー」を無視していませんか? 「『登録』が出来るもの」(=名義)を指しているのなら、 意味が通じませんよ
とのことですが、少なくとも僕には「意味が通じ」ています。 「ログインしていないユーザー」も 「ユーザー登録していないウィキペディアン」も、 いずれも「IPユーザー」のことを意味しています。
なお、日本語で「Aであれ、Bであれ」と言う場合に、 「A」と「B」とが同じものを意味することは有り得ない、 という反論が考えられますが、それでもなお、僕は この2つが共に「IPユーザー」を意味する、と主張します。
なぜなら、おそらくは、該当部分は、英語の「A, or B」を、 「A or B」と混同して、言わば「誤訳」した可能性が高く、 更に、仮にそのように解釈せずに、 「ログインしていないユーザー」と 「ユーザー登録していないウィキペディアン」とが 別のものを意味するとの前提に立つと、 それこそ「意味が通じ」なくなってしまうからです。
参考までに「A, or B」という風に、「or」の前に「,」が付くと、 「B」は「A」の定義(別の語での言い換え)を意味します。 よって、本来ならば、「ログインしていないユーザー、 つまりユーザー登録していないウィキペディアン」とでも 翻訳されるべき原文だったはずです。
その他の点については、既に指摘済み、且つ仰る通り、 当該規定の「趣旨・精神・本質・目的」をどう捉えるか次第で、 当該規定の解釈も全く異なったものになり得るので、 この後の別メールに譲りたいと思います。
利用者:Your Dream Comes True!!!
sumaru nostradamuszakkicho@yahoo.co.jp wrote: ルールの「趣旨」を理解すべきだ、という点をご理解いただけないまま、 字面の解釈をえんえん書き連ねられても困るんですけれどね(苦笑)
とりあえず、まずはあえてその話に乗った上で反論しますが、
とあります。「ログインしていないユーザー」、 「ユーザー登録していないウィキペディアン」です。 「ユーザー登録」という風に、「ユーザー」という語の後に 「登録」という語を続けているので、当然、ここでの「ユーザー」は、 「登録」が出来るものを指していないと、辻褄が合いません。
直前の「ログインしていないユーザー」を無視していませんか? 「『登録』が出来るもの」(=名義)を指しているのなら、 意味が通じませんよ
また、その直後の第二節・「投稿ブロックの種類」における、 Sumaruさん御指摘の「ログインユーザー名」という表現についても、 それは、Sumaruさんが仰る「名義をユーザーそのものと切り分けた表現」 というよりは、その直後の「IPアドレス」との対比を前提とした表現ですので
、
やはり、ちょっと、「ユーザー」という語の意味を判断する材料としては、 あまり役に立たないんではないかと・・・。
・明らかに名義を対象としたときには「ログインユーザー名」「IPアドレス」は 用いているが「ユーザー」は用いていない。 ・「対話を拒否したり、明らかな悪戯行為をする"人"」の話の直後で「ユーザー 」を用いている。
ということからすれば、人そのものを対象としていると見なすのが自然です。
また、そのことは[[Wikipedia:多重アカウント]]で、 「ウィキペディアを編集するという権利を取り上げられた利用者 (例えばブロックされるなど)は、編集権が復活しない限り、 その元の名でも、それ以外の名でも戻ってくるべきではありません。」
と規定されていることに対応します。 この規定自体は「考慮すべきガイドライン」ですが、 「公式な方針」の[[Wikipedia:荒らし]]のソックパペットの節で、 具体的な説明が[[Wikipedia:多重アカウント]]に委ねられていることを鑑みれば 、 「公式な方針」に準ずるものと見なすことが出来ます。
繰り返しますが、ルールの本質をきちんと理解してください。
sumaru
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