Aphaia です。 日本には9日に帰ってきました。
台湾でなんといってもよかったのは<s>ごはん</s>普段はあえないいろいろな人とあえたことですがそれははてな http://wikipedia.g.hatena.ne.jp/Britty のほうに書いてますのでおいといて。
On 8/6/07, Shun Fukuzawa shfukuzawa@jcom.home.ne.jp wrote:
ゆきち from 台湾です。
台湾で三日より行われていたWikimania、無事終了しました。非常に大きく、 豪華な大会で、フィナーレは感動すらありました。台湾のチームは本当に すごい大会をしてくれたと思いました。
Andrew Lih かな、が foundation-l だと思うのですが、 「要求した仕様以上の大会にしてくれた。実を言えば、これまで要求した仕様が満たされないといういことが各所であったので、台湾チームに出した要求仕様は必要を上回っていたのだが、素晴らしい仕事をしてくれた」 というようなことをいってました。 #ひでえ
今回、台湾に決まった経緯については、まったく議論のないものでもなかったので(イタリアから数人ではありますが、そして邪推だと我々は思うのですが、ちくちくいろいろといわれていたので)、地元チームとしてはいわば背水の陣を敷いて臨んだという面もあったように思います。幸いにもイタリア語版から参加した人たちはみな大いに満足して帰ったので、そしてイタリア残留組も満足しているみたいですので、いやあよかった。よかった。ていうかこれだけ不満の出ない大会ははじめてじゃないだろうか。 # Awards はやや不手際でしたが。すみません。
地元チームにはいろいろ我々が計り知れない苦労があったと思います。本当に感謝しています。ある雑誌のインタビューで、中華電信が最大のスポンサーで大会経費の3分の1を負担したとでていました。Theorodranian によれば米ドルで約7千ドルを出してくれたそうです。ということは総経費は……
また大会では、これは以前からそうでしたが、zhwiki の人たちの仲のよいことお互いをよく知っていることにも改めて感銘を受けました。台湾チームだけじゃなくて、zhwiki が一丸となってもり立てようとしていたという印象が濃いです。Jeremy さん (user:Yuyu) や roc さんといった、台湾の外からきて毎日 organizer として駆け回っていたみなさんの労力にも頭が下がりました。
それにしても、一番目に付いたのが、Jimmy Walesの人気です。彼のセッション は大入だし、何を発言しても拍手喝采。もはやJimmyはロックスターという 感じです。でも、実際のJimmyは、非常に気さくな人だし、Brokenな英語に慣れている のか、下手な英語でも最後まで聞いてくれます。一度は会っておいた方がいいと 思います。
人気ものといえば「user:Kasuga さんを知ってますか」「Kasuga さん、Wikimania には来ていますか」と zhwiki の人たちに聞かれました。公式パーティでもウィキペたんの大きな看板がステージにたっていて、ウィキペディアにはあまりなじみのない参加者の方から「あの萌えキャラはなんですか」ときかれました。ウィキペたん大人気。かねがね思っていたのですが、 jawiki のプレゼンス向上にもっとも貢献しているのは、Kasuga さんかもしれない。 #「jawiki は ウィキペたんを我々に贈ってくれたのだから、我々も jawiki になんらかのかたちで貢献しなければいけない」みたいな論調は、enwiki でもたまに見ます……
あと急な企画だったようですが Steward meeting なるものがあり、その関連で "Suisui is coming ?" とも聞かれました。もっとも Stewards も半分くらいしかきていなかったようで、やはりこういう企画はもう少し前にアナウンスしてもらったほうがいいのかもしれないですね。
その手の企画ものミーティング/オフ会では、私は Wikichix のお昼ご飯の会(8/4)に出席しました。http://wikichix.org などに写真があります。女性の方で興味のある方は、直接参加されるなり、私宛に DM をください。ご案内を折り返し送ります。
あと、今大会では、生でOLPCが見れたの収穫でした。A5くらいのノートパソコン なのですが、非常に作りが良くて、学習目的以外でも欲しくなる位です。 http://eto.tumblr.com/post/7667162 上記は、会場に来ていた江渡浩一郎さんの写真です。
OLPC は思った以上に軽くてしかもわりあいに扱いやすく、感動しました。持ち運びやすさ(そのまま手に提げることもできるし、A4の入るビジネスバッグにもすんなり入る)は感激物です。日本で市販されたらまぢかうとおもった。
また以前から撮影が進められ、日本でも取材を行ったWikipediaのドキュメンタリー 映画、Truth in Numbersの完成が、来年の一月か二月あたりになることも聞きました。 http://wikidocumentary.wikia.com/wiki/Main_Page 上のページには、YouTubeのビデオがありますので、ちょっとのぞいてみてください。
では、簡単ながら、Wikimania終了報告でした。