KIZU です。英語は得意ではないので外しているかもしれませんが
In Message-ID: 20040704043905.9244.qmail@dsk1.inter7.jp wiki_tomos@inter7.jp wrote:
Suisuiさん、コメント感謝です。他の方もよろしくお願いします。 以下、お返事、改訂案など。
ということなので、枯れ木も山の賑わいということで。
Suisui> 解釈によってGFDLの条文を無視する可能性もあることを Suisui> 明言していただけないでしょうか。 Suisui> また、その解釈を実施するにあたり、 Suisui> 現在のGFDLを明確に違反することになることも言及していただけると Suisui> よりよいと思います。
Tomos> これはまだそうと決まったわけではないので断言はしない方がいいかと Tomos> 思います。というか、 Tomos> GFDLに明確に違反するならそれを導入することに仮に日本語版で合意が Tomos> 形成されるとしても、
* ここで宣伝 * 合意形成にあたり、コンセンサス方式と並ぶもう一つの方式、投票方式に ついて、投票の形式についての合意をコンセンサス方式により形成すべく 議案が提出されています。詳しくは[[Wikipedia:合意形成]]のノートを ご覧下さい。 * 宣伝おわり *
Tomos> かなり問題でしょう。僕も反対ですし、Suisuiさんもそうならないように Tomos> 反対して下さい。^^;)
問題であることに同意します。 他の言語版や他プロジェクト(ウィキショナリー)との整合性も問われるよう に思います。 ただ、解釈を重ねることで結果として GFDL を踏み越える懸念を持っている ことはあらかじめ表明しておくほうが fair であるように思います。財団側 (といっても専属スタッフがいるというわけではないと理解していますが) が考える許容範囲がどの辺りにあるのか知っていることが、われわれの議論の 助けにもなるかと思いますので、このような危惧があることに触れておく ほうがよいように思います。
ただ、英語版では、GFDLを字義通りに守らなくてもそれはGFDL違反にはならない、 という方針でやっているのが日本語版とは大きく違いますが。 あえて言えばその点を付け加えるのがいいでしょうか。
ええと、これは「日本語版は意識的に GFDL 違反を行う意向である」という ことなんでしょうか。正直今回の議論を全部は把握できていないのですが、 解釈と実際の運用により字義どおり GFDL に忠実でない、ということと intentional violation ということでは大きな差があるように思います。
Modeha さんの提案の核心がそこにあるということでしたら、これは 他プロジェクトとの関係で大きな問題になりうるのではないでしょうか。 それこそ Encyclopedia libre のように、wikipedia.org の外でやって くれということにもなりかねないというのは私の杞憂でしょうか。
sphl さんの指摘された、著作権関係の議論は蓄積が多いわりに resume が 整備されていないというのはそのとおりだと思います。できれば初期から 議論を追われている方が、まとめを作ってくださればと思います。
Also, please note that Japanese Wikipedia does not take the position that "it is legally safe not to literally follow the terms of GFDL, if we follow them in spirit." The position is taken by English Wikipedians, based on American legal practice, but we also consider Japanese law and try to be more faithful to the letters of GFDL.
"more" というのは 「米国法を念頭に置いている EN WP のユーザ」を比較の対象においている のでしょうか(これは確認です) 特に比較の対象をおかずに "we would like to be pursuant to GFDL as literal as possible." でもよいかなと思いました。
This means that we cannot simply say "link back to the original article without preserving history is in compliance with GFDL in spirit, and therefore it is okay."
話が飛ぶんですが関連して。 さきほど作業中に気が付いたのですが、[[Templete:XXX]]の場合は 本文に言語間リンクをいれると、そのテンプレートを使ったすべての 文書に(不適切な)言語間リンクが現れてしまいます。#wikipedia で 相談したところ、"make a note on talk page"という返事が返ってきました。 (talk page は日本語版でいうノートページに相当します)
記事が削除されてもノートは残りますし [[/履歴]]形式での履歴保存には、 直接にその履歴が関係している記事を参照できないという欠点がありますので かえってノートページに履歴欄を設けるほうがよいのかな(むろんサブノート でも構いませんが)とも思いました。蛇足おわり。
Tomos> ちょっと長くなってしまいますが、こういう文があった方がいいでしょうかね。
微妙に気になった点に手を加えてみました。Tomos さんのほうが英語には熟達しているのは存じていますが、失礼の段お許しを。
We ask that partly, since some developers on IRC have repeatedly indicated to a certain Japanese Wikipedian that GFDL is at the core of the Foundation projects ...(the following is same)
Suisui>WikiMediaの中核となるのはGFDL,MediaWiki,NPOVの三つあわせた物で、 Suisui>GFDLだけではない、ときいています。
Tomos> "GFDL is among the core elements of the Foundation's projects" ぐらいがいいですかね。
Tomos> "GFDL, along with MediaWiki software and NPOV policy, is the core element of Tomos> the Foundation's projects" とか?
あるいは we understand that GFDL is one of core elements of the Project. とか。まあこの辺りはどの表現でもあまり違わないような気が しますが、気のせいでしょうか。英語が得意な方のフォローがいただきたい ところですね。
# いつもと違って、#wikipedia で誰かに添削してもらうといかないところが # ちとやっかいですね^^; あらぬことをいって誤解を呼ぶのがはばかられる # 話だろうと思うので。
超蛇足: Tomos> この単語いつも間違えます。^^;)
弁慶の向う脛? # というには優男すぎるかしらん :p
----- Original Message ----- From: KIZU kizu-n@mail.goo.ne.jp To: wikija-l@Wikipedia.org Sent: 4 Jul 2004 14:55:43 +0900 Subject: Re: [WikiJA-l] draft of the letter to the Foundation regarding copyright issues.
途中略しつつ引用します。
KIZU>ただ、解釈を重ねることで結果として GFDL を踏み越える懸念を持っている
ことはあらかじめ表明しておくほうが fair であるように思います。財団側 (といっても専属スタッフがいるというわけではないと理解していますが) が考える許容範囲がどの辺りにあるのか知っていることが、われわれの議論の 助けにもなるかと思いますので、このような危惧があることに触れておく ほうがよいように思います。
Tomos>> ただ、英語版では、GFDLを字義通りに守らなくてもそれはGFDL違反にはならない、
という方針でやっているのが日本語版とは大きく違いますが。 あえて言えばその点を付け加えるのがいいでしょうか。
KIZU>ええと、これは「日本語版は意識的に GFDL 違反を行う意向である」という
ことなんでしょうか。正直今回の議論を全部は把握できていないのですが、 解釈と実際の運用により字義どおり GFDL に忠実でない、ということと intentional violation ということでは大きな差があるように思います。
これはどちらかと言うと逆でしょうか。
英語版では日本語版よりもはるかにGFDLからかけ離れた利用を許しています。
ウィキペディア内での利用について言えば、例えばコピペの場合も履歴は保存せず、 元のページの名前を要約欄に書けばいい、というのが英語版のポリシーだったか と思います。他言語版からの翻訳も同じく履歴を保存しないといけないという話 になていなかったように思います。
外部利用者に対する利用条件も同じようで、履歴を保存したり過去の版の ネットワーク・ロケーションを保存したり、といったGFDLの要求事項を満たす 代わりに、リンクを張ればそれでいいかも、という風になっていると思います。
Modehaさんの議論は、基本的にはそういうのを日本語版でも導入しよう、という ものだと思います。が、それはGFDLからの逸脱なので、日本語版では、 GFDLはGFDLとして、それと大きくかけ離れた利用を許すならGFDLとは別の選択肢 として利用者に提示するのがいいかと思ってそう提案しています。
同じことの言い換えになりますが、英語版では、GFDLを字義通りに解釈すると GFDL違反としか思えないような行為が「問題ない」と議論されています。
この大きな理由のひとつは、アメリカの法廷ではGFDLのような契約は リーズナブルに実行できる範囲で従っていればよいとされるからだとか。
日本でもそれが通用するか、というと、そうでもないそうです。(これは Wikipedia‐ノート:著作権 での議論の中で出た話です。)だから、GFDLは GFDLでとっておいて、「それとは別の選択肢」を設けるのがいいかと。
Tomos