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履歴情報 ---- 2004年4月4日 (日) 12:56 Azu (Sibley-Ahlquistの一般性について) 2004年4月4日 (日) 12:58 Azu M (体裁修正) 2004年4月4日 (日) 21:51 PiaCarrot (マイナーならマイナーであってもいいと思う。 併記ではなく行換えなどで小さく書くことを提案。) 2004年4月4日 (日) 21:51 PiaCarrot M (修正。) 2004年4月4日 (日) 22:13 Azu (コメントありがとうございます)
以下、本文。 ----
以下の内容には引用文を含みます。 適法な引用となるように最大限の注意を払って おりますが、念のため、独立したページとして投稿します。もし、問題点が あるようなら、本ページの削除をお願いします。
本文で引用しているのは
* 山岸哲,樋口博久共編 『これからの鳥類学』 裳華房
です。(以下D.O.と略記します)。 2002年の出版されたものですから、新しい知見が 盛り込まれていますし、 日本鳥学会90周年記念出版としての位置付けのものなので、 内容の信憑性は高いと考えております。
Sibley-Ahlquistの一般性について
D.O.ではSibley-Ahlquistの位置付けについて以下の様に説明しています。 『Sibley & Ahlquist (1990)のDNA-DNA分子交雑法にもとづいた解析が、現在においても 鳥類における唯一の包括的な系統推定研究である』(D.O. p330より引用) としながらも、『この研究におけるさまざまな実験上および分析方法上の問題点が 指摘されており(Lannon1992:Mindell 1992など)、彼らが提示した 鳥類の系統関係は 広く受け入れられているわけではない』(同、 p330より引用)と、Sibley-Ahlquistを、 検証されるべき一仮説であるとしています。
実際、日本鳥学界でもAmerican Ornithoologists' Unionでも従来の分類法を採用して いますし、 学術論文において、Sibley-Ahlquistの分類法を用いることは少ないそう です。
一般に我々が「動物の分類」に触れるのは、テレビの動物番組や、動物園、博物館、 図鑑等でしょうか。 テレビ、新聞等のマスコミ等で動物などが取り上げられる場合、 1998年の『学術用語集 動物学編』(文科省)に基づいた分類にすることが推奨されて います。博物館の標本にSibley-Ahlquistの分類法を用いることは少ないと D.O.に 記載されていました。動物園はどうでしょうか。誰か、見に行った折に確認して ください。
図鑑については「書店に並ぶ鳥類図鑑も、大なり小なりSibleyの示した知見を直接 間接に 一部導入して分類されている。」とDolfinさんは主張していましたが、 これは図鑑で、見出し項目やメインの記述がSibley-Ahlquistになっているという 意味でしょうか。そのような図鑑があるのならば実例を示していただけないでしょうか。
ITISでは採用しているじゃないかとの指摘がDolfinさんからありましたが、これを 敷衍して一般化 するのはいかがなものかと思います。
以上から、従来の分類法を鳥類記事のメインにしたいを考えていますが、 いかがでしょうか。 Sibley-Ahlquistに従った鳥類記事を削除したいと言う意見は 撤回しますが、一般に受け入れられている分類法とは異なることが分かるように 配慮すべきだと思います。 また、テーブル上で両論併記することもやめましょうね。 混乱を招くうえに 見栄えも悪いですから。
分子生物学的な問題点については後で書きます。今のところ、D.O.の引用文を示すに 留めておきます。 『分子情報から得られた系統関係が正しいかどうかは、Avis (2000) が強調している ように、独立した別の方法によって 結果の妥当性が検証されなくてはならない』 (D.O. p312より引用) Azu 03:56 2004年4月4日 (UTC)
PiaCarrotです。参加していない人間ですが、Sibley分類における各項目の削除 依頼が出ていたので、反対を表明したものの1人としてご意見を。 >Sibley-Ahlquistに従った鳥類記事を削除したいと言う意見は撤回しますが、 >一般に受け入れられている分類法とは異なることが分かるように配慮すべきだと >思います。 これについて、全くの正論であると思います。これについては私も削除に対する 反対声明で挙げましたが、Sibley分類がマイナーな物であるのであれば、各記事の 説明の冒頭においてマイナーな分類であることを記せばよいだけだと思います。 >また、テーブル上で両論併記することもやめましょうね。混乱を招くうえに >見栄えも悪いですから。 これについては……両論併記ではなく、私は一般的な分類とSibley分類を別の項と して置いてみるのもいいかな、と思ってます。一般的な分類の下の行に、少し 小さくSibley分類における分類を置くわけです。少し小さくすることで、必然的に マイナーな分類であるとわかるのではないでしょうか。 最後に、プロジェクトの参加者じゃないのであまりわかってないところがあるかも 知れないことをもう一度断っておきます。では。 PiaCarrot 12:51 2004年4月4日 (UTC)
こんにちは、GFDL的にちょっとビクビクの本記事ですが、コメントありがとう ございます。Sibleyについては調べていると結構面白です。記事として伸びが 期待できそうかなと思っています。ただ、従来分類と異なる部分に関しては アカデミアでも結構論争の対象になっているようで、フォローは難しそうですね。 まあ気長にやろうと思いますが。 とりあえず、Sibleyでも従来分類と全く変わらない部分がかなりあるので、この 部分に関しては従来分類と統合しようと思っています。 Azu 13:13 2004年4月4日 (UTC)
---- PiaCarrot at ja/en/ja.wiktionary/wikibooks(ja&en)/ja.wikiquote E-Mail:nao-yuki a-t beige.plala.or.jp
From設定し忘れてWikimedia外のハンドルが出てますが気にしないで下さい。 後、先のメールで使用しているのは [[Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 生物 (Sibley)]] 2004/4/4 22:13の版です。 それ以降は削除依頼とそれに対するTemplate項目変換、revertのみですので。
---- PiaCarrot at ja/en/ja.wiktionary/wikibooks E-Mail:nao-yuki a-t beige.plala.or.jp