岩井です。
2010年10月10日17:33 エルドランド <wikipediayou(a)yahoo.co.jp>jp>:
「一方で、狡猾な荒らしの中には、そういう冤罪を利用して自分は無辜のユーザーであると主張し、解除を迫ってきたり、コミュニティを撹乱させようと蠢動するものもいます。その辺の見極め、峻別が大事です。」
とありますが、チェックユーザーはその「見極め、峻別」の道具とはならないのでしょうか?
なりません。
チェックユーザーで判明することと判明しないことを類推すれば、
「チェックユーザー」で同一人物であると断定できないように振舞うことが可能だからです。
逆に言えば、チェックユーザーですら道具にならないとしたら、何が道具となるのでしょうか??「編集傾向」なんていう漠然としたものから一般のユーザーが判断することには、正直危うさを感じます。
危うさを感じるというのは理解できます。
ただ、「ソックパペット」として投稿ブロックされるのは、投稿ブロック中の利用者の別アカウント
なので、投稿ブロックされるような編集をやっていなければ問題ないとは一応いえます。
まあ、実際の運用は、投稿ブロックされた人物の別アカウントが、そのアカウント自体では
問題行動を起こしていなくても「ソックパペット」として投稿ブロックされてしまうことも
ある気がしていますし、現状の方針はそれを許容しています。
その投稿ブロックは、被害を事前に防ぐという意味はあるかもしれない、とは思いますし。
結局のところ、投稿ブロックというものは、ウィキペディア日本語版を、ウィキペディア日本語版の
利用者が目指すところの百科事典とするために悪影響がある利用者を排除するための仕組みである
といえると思います。
それを踏まえた上で、現状の方針よりもより良い「ソックパペットへの対応」について検討し、
提案してみるのがいいんじゃなかろうかと思います。
それができないのであれば、現状の方針や運用は確かにベストではないかもしれないけども、
できるだけ良い結果をもたらすであろうと考えられているものであるということなんだと思う。
6.古くなった通報は、ある程度時間が経つと消去されているようだが、管理者でない人が消去している模様。消去までの期間を明確に定めて、管理者が消去していくべきではないか?
管理者に任せるべきものではないです。
むしろ、編集除去は管理者権限を持たない人が積極的にやるべきな気はします。
管理者はたぶん「自分としてはこれは対応しなくていいと思う」と考えているから
対応していないのであって、そこには
「もしかしたら自分とは違う基準をもつ管理者がいるかもしれない」という考えも
あると思うんですよね。じゃあ、自分は対応せず、他者の判断も待つというのは
全体としてみればより良い結果をもたらすと思いますよ。
《消去までの期間を明確に定めて》については検討の余地はあるかもしれませんね。
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いわい