ゆきちです。
今行われているWikimdia Conference Japanについて、名称の許諾を取る際に、 財団職員である小村さんと話していたところ、法人設立の提案を受けました。 で、ちょうどいい機会なので、しばらく、この点に付いて議論してみたいと思い ます。うまくめどがつけば、設立向けて行動していければいいと思います。
以下、素案として提案します。 ---- == 背景 == 最近は、大学で教鞭を取るような方がウィキペディアについて研究する機会も多 くなってきました(2009年1月のワークショップなども良い例です)。また、各種 企業でのウィキペディアの事業での利用も進み、最近だとデアゴスティーニなど がその利用を考えているようです。
また、ウィキペディアや関連プロジェクトに対する注目も非常に高まっており、 ここで窓口となる法人を設立してそうした需要に応えていくことに十分なメリッ トがあると考えます。
== 目標 == すべての人が自由に知識を得れることに貢献するために、日本に在住のウィキメ ディアンが連携を強め、財団がより協力しやすい体制を築き上げて行く。
もう少し具体的には * ウィキメディアの各日本語プロジェクトの活動支援(特にオフライン?) * ウィキメディアプロジェクト研究の支援 * ワークショップなどを通じた啓蒙活動 * 企業対応 などなど(その他、いろいろあるでしょう)
== 設立の形態(候補)== [[特定非営利活動促進法]]に則ったもの。http://law.e- gov.go.jp/htmldata/H10/H10HO007.html 理事は三人以上。有給職員なども必要になる可能性がある。 個人的には、Creative Commons Japanなどを参考にしたいと思います。
== 各国法人の状況 == 現在、既に20以上の法人があります。 http://meta.wikimedia.org/wiki/Local_chapters
議論中のものを含めるともっと多くあります。この中には、一つの国に複数のも のがあるケースもありますが(例えば、香港と澳門、USとワシントンDC)、現時点 では、一応日本ひとつだけで考えています。今後もし活動が活発になれば、各地 域での活動のためのグループを支援していくなどもあるでしょう。
== 注意点 == === Wikimedia Japanは日本語プロジェクトの運営責任者ではない === 強く誤解されそうですが、プロジェクトの運営責任者はあくまで米財団であり、 この団体は、その支援及び窓口以上の役割を果たしません。雑談半分ですが、訴 訟されてもその責任を負うことはないだろうと言われます(あくまで、雑談で す。要確認。訴訟自体は可能なので、「訴訟されない」わけではありません)。
=== Wikimedia Japan への寄付金は米財団への寄付にはならない === 各法人で独立して会計を行うため、日本の法人に寄付したとしても、それは米財 団の収入になりません。あくまで、地域活動向けの費用になります。 ---- 大筋は以上になります。
とりあえず、暫定として、議論用のMLとして、以下のものを用意しました。 http://groups.yahoo.co.jp/group/pre-wikimedia-japan/ 加入自由で、すべて公開されているので、その旨ご了解ください。法人設立経験 者など、実務的なアドバイスをくれる方は大歓迎です。
今あるmetaのウェブページは、骨子がまとまったところで、書き換えようかと思 います。