具体的な項目名やブロックされたアカウントがわかれば、もうちょっと明確 な状況判断ができるのじゃないかと思いますが、そのあたりはまあ、後日って ことで。
拝見した範囲から見ると、おそらくこういう展開だったんじゃないかという 気がします(間違っていたら言ってください)。
(1) バンドについての記事を作った。 (2) 宣伝と断定され削除された。 (3) メゲずにふたたび記事を作った。 (4) すでに (2) で削除された項目の改善なき再作成と判断されて削除された。 (5) このあと (3)-(4) を任意の回数繰り返す。 (6) 削除された項目の改善なき再作成を繰り返す荒らしユーザとしてブロック。
この想像が正しいと仮定して。
現段階の Wikipediaは、そのあたりに関していくつかの問題を抱えています。 以下、てきとーに例示します。頭の + は作成ベクトル、頭の - は削除ベクト ルです。
+ Wikipediaに項目があればイバれる、と思う弩マイナーバンドの関係者の大 群が、当該弩マイナーバンドの項目を際限なく立てまくる。 + Wikipediaに項目があればイバれる、と思う弩マイナー企業の関係者の大群 が、当該弩マイナー企業の項目を際限なく立てまくる。 + Wikipediaに項目を作れば宣伝になるぜ、とか煽る馬鹿なインターネット解 説者とかが、それらの誤解を煽りまくる。
- 自分が知らないことに関する項目を削除することにカイカンを感じてしまう 人々がいる。 - なにはともあれ「それは宣伝だ」と断定すれば削除されやすい、ということ を学んでしまった人々がいる。 - 新しい項目について、誰かが「それは宣伝である」と言ったら、そんなもの はなくてもいいと思って削除したがる人々がいる。 - いったん削除されたという前例があれば、改めてその項目の意味や必要性を 考えずに、とにかく削除しちまえと思うひとたちがいる。
えーと、どっちの側にも正しい場合はありますし、間違ってる場合だってあ ります。個人的には、そういう戦いにはあまり意味を感じません。勝手につぶ しあいをやっててくれとか思います(現段階では、あなたに対しても、そう思 います)。さて。
上記想像が正しかったとして、あなたが間違ったのは (3) からです。 まあ、そこで間違ったことを責めようとは思いませんが、宣伝と断定されて 削除されたならば、そこで「メゲずに再び記事を作る」という実力行使は、望 ましいものではありませんでした。正しい手法は、「削除記事の復帰依頼」の ページに行って、「当該バンドの意味や位置づけを説明し、宣伝ではないとい うことを主張し、削除された記事の復帰を依頼する」でした。依頼が通って復 帰されるのを待って編集を続ければよかった。依頼が通らずに復帰されなけれ ばあきらめるしかありませんでしたが。 そこで実力行使をしてやりあいになって荒らしとされてブロック、というの はわりとよく見かける風景であり、おれはなんとかせにゃならんと思っている のですが、いい方法を思い浮かばないでいます。ごめんなさいね。
とりあえず、問題の項目名と、あなたのアカウントを明記の上で、「削除さ れた項目の再作成を強行するという実力行使はしない」と確約すれば、それだ けしか問題がなければ、ブロックは解除される公算が高いです(それ以外にも ややこしい話があれば、保障の限りじゃありませんが)。 当該バンドの記事を作りたければ、しばらくは雌伏の時期をすごし、いろい ろと Wikipediaの中をうろうろして雰囲気をつかみ、ルールなどもある程度は 理解した上で「削除された記事の復帰依頼」に復帰依頼を出してそれを通す、 というのが王道じゃないでしょうか。
現時点では、あなたの自己認識が正しいかどうかわかりませんので、お力に なれるという約束もできませんが、あなたの自己認識をおれが正しいと判断し たなら、それなりに助言はできるんじゃないかと思いますよ。
じゃあ、がんばってください。