Aphaia@jawikiquote です。
日本語版ウィキクォートでのオープンプロキシーの自動ブロックについて、 みなさまにご相談申し上げます。
この件は井戸端(WQ:VP)で議論するほうがよいかとも考えましたが、すでにブロックに 巻き込まれている方では井戸端に投稿ができないでしょうし、議論の場所としてはMLが 妥当だろうと考え、こちらに投稿することにしました。
一部の方はすでにご存知のことと思いますが、4月からウィキメディア・プロジェクト全体で オープンプロキシーのブロックを行っています。現在のところはブロック対象は以下の二種類に 大別されます: 1.SORBS DNSBL(Sorbs.netのDNSブラックリスト)によるブロック ログには残りません。詳しくは http://ja.wikiquote.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:SORBS_DNSBL の説明をご覧ください。メタにより詳細な説明があります。 http://meta.wikimedia.org/wiki/Proxy_blocking 2. 開発者による個別ブロック ログに残ります。ブロックログで「利用者;によるブロック」と表示されています。現在の表示には 問題があり、そのうち改善される予定です。ブライアン・ヴィバーさん独自の調査に基づき、 問題があると判断したアドレスをプロジェクト全体にわたってブロックしています。これはとくに アナウンスされなかったと思いますが、あるいはLiveJournalやWikiTechには案内があるの かもしれません。識者の方に補足いただければ幸いです。
こうしたブロックによって、問題のない行動をしている利用者も巻き込まれる懸念がかねてより 指摘されており、一案として一定の実績のあるログインユーザなどを対象にしてこうしたアドレス からアクセスがあった場合でも編集を許すという救済策が提案されています。 ブロック自体はどちらもサイト全体にわたるものですが、そうした救済の対象に誰をいれるかは ある程度各プロジェクトの裁量に任せることが可能だとのことです。またSORBS DNSBLによる ブロックはプロジェクトで個別に設定が可能なため、こちらはまったく行わないということも可能 です。
もし、実はこうした自動ブロックに巻き込まれて投稿ができないという方がいるようなら、 プロジェクトとしての方針をまとめて、開発者に改善の要請をだす必要があるだろうと個人的に 考えております。もしすでに巻き込まれている方がいらっしゃるようでしたら、対応の遅れを お詫び申し上げます。
逆に、幸いにまだ誰も犠牲になっていないようなら、あるいはとくにみなさまからこれといった 要望がないのでしたら、当面はこのままでゆき、不都合があったときにMLまでご連絡 いただくのでよいかとも考えています。
よろしくご高配のほどお願いいたします。