横から失礼します。Pugnariです。
投稿ブロック継続の是非についての議論に関しては やはり、FXSTさんがウィキペディアへ復帰する意思があるかどうかが 最重要の問題だと思います。もし、復帰を放棄するのであれば、 管理のあり方についての一般的な議論は残るにせよ、少なくとも FXSTさんのことについて、それがいかなる形であれ、少なからぬ利用者が 時間を割く必要がなくなるのですから。
FXSTさんのブログもちょくちょくと拝見しておりますが、 私から見るとFXSTさんのウィキペディアへの疑念は 創始者のアイデアにさかのぼるほどにまであまりにも根本的で、 ウィキペディアが百科事典としての質を維持していくことを 最終命題としていること、 また、その目的のためにどのような方法が良いか 数年にわたって試行錯誤した結果として現在確立されている ウィキペディアの3大方針に対してさえ異議をとなえ、 これらを改変しようとしておられるように見えます。
このようなことを公言するユーザーが、ウィキペディアのあり方を巡って ウィキペディアの内部で異議を唱え続けるような事があれば、 ウィキペディアというまだ子供か赤ん坊のようなコミュニティーにとって あまりにも負担が重いです。
これは、当初のSuisuiさんの即時投稿ブロックの是非といった問題の レヴェルを貼るかに超えたあまりにも、あまりにも重大かつ根本的な 問題であり、見解の相違はもはや乗り越える事ができないほど大きいと 思います。
FXSTさんの「ウィキペディアという大枠の仕組みの価値」の中に、 現在のウィキペディアのもっている精神、百科事典としての価値観が 含まれないのであれば、 ウィキペディアで再び活動する事は合理的ではありません。 なぜなら、ウィキペディアは生まれながらの国籍に縛られるような 国家権力のような枠組みとは違い、 いつでも新たなシステムを創設できるからです。 ソフトウエアはフリーですし、 現在のウィキペディアに含まれている記事も、 著作権、ライセンスの問題に配慮しさえすれば いくらでも再利用可能なのですから、自ら新たなプロジェクトを 立ち上げればよいのです。
現在のウィキペディアは、寄付金などによって支えられた、 負荷ぎりぎりの能力のサーバによって運用されていると理解しています。 これら寄付金は、あくまで、FXSTさんが異議を唱えているところの ウィキペディアの精神に賛同する方々からよせられているものです。 もしウィキペディアの精神に彼らが同意しないのであれば、 ちがうところにお金を寄付すればよいのです。
ウィキペディアの精神に賛同する方の寄付によって支えられている ウィキペディアにおいてウィキペディアの精神に根本的な疑念を投げ掛けるのは あまりにも場違いに見えます。 これは私個人の意見ですが、もし現在のウィキペディアと違うものを 打ち立てたいのであれば、ジミー・ウェールズが5年前にやったように、 あなた自身が新たなプロジェクトを打ち立てていただきたいと思います。 そのほうがお互いのためではありませんか。
様々僭越な発言をご容赦ください。
Pugnari