記事の草案をお送りします、推敲やご指摘がありましたら、よろしくお願いします。
『CRUSADER』
『CRUSADER』(クルセイダー)は[[水縞とおる]]の漫画作品
概要
1987年、「月刊ウィングス」(新書館)で連載開始。不定期に連載された。
連載時のタイトルはCRUSADER+ローマ数字、コミック時のタイトルは一話以外主題となる人物の名前である。
コミックス化に際して大幅加筆されている。コミックス化は1990年8月号分まで行われているが、連載は戦士編として更に続いていた。
「『クルセイダー』はさとるの子孫がおり成す年代記であるである。」とコミックス二巻のあらすじにあるが、さとるから数えて四代目の子孫であるテイィの物語がメインとなっている。
水縞とおる公式FC「みずまぜくらぶ」「TOLL」の会報やイラストにより補完されていた。
あらすじ
2010年、「大陸間戦争勃発」地上は死の世界と化してしまい人々はシェルターでの生活を余儀なくされ、地上とは完全に断絶する事にする。
しかし、子供たちはそれを招いた大人たちと決別し地上に向かうことにした。その中の一人さとるの子孫達の物語である。
時は流れ、四代目の子孫であるテイィは母の遺言をもとに声を封じ女性であることを隠し、伝説である不死の都『生なる都市』をめざし旅立つ。
旅の中様々な出会いと別れを繰り返し、ミササギと出会う・・・
登場人物
テイィ
さとるの四代目の子孫であり、彼女を中心に物語は流れていく。身の安全のため声を封じ男性として振る舞っている。
母の遺言である『生なる都市』を求めて旅をする。文字に堪能であり狼の言葉を解する。
ミササギ
テイィが旅立ってから十六番目に出会い、共に旅立つ人間。背中に入れ墨があり器用で滅法強い。
自称、酒と女を嗅ぎ分ける力は誰にも負けない。との事だが、テイィを女性と見分けられなかった
白毛(シラゲ)
テイィが旅の中初めて出会うことになる青年、彼に荒野で生きる術を与えられる。
白毛(シラゲ)・犬狼
白毛と別れた後出会った白色の犬狼。
ラウタス
旅の途中で出会った、初めての友人となる少年。
セレン
青雲の名を持つ女性。思うところがあり、元いた場所を飛び出し旅立つ。
そのことにより、偽名を使い都市の警備隊から追われる事になる。はっきりとした押しの強い美人
ジョホ−ル
気障で自信家。ある国の姫の婿養子レースに参加するためあらゆる手段で努力をする。
初めて出会った時にテイィの母の形見のペンダントを奪い対立する。
ユニ
ジョホールの仲間で有り、子供の頃からの友人。人を探すのに長けている。
ラミトウ
ジョホールの仲間で有り、子供の頃からの友人。
チェンラン
セレンの友であり、未来を見通す占いをする。
プリゼシア
美しいジプシーの女性。ジョホールの幼い頃の思い人であり、子供であったジョホールによりペンダントを贈られる。
ある人物の母である。
さとる
2000年代、軍人に憧れていた少年。親友の死亡と大陸間戦争による世界の崩壊に見舞われる。
シェルターに逃れるが、地上との断絶が決定した時、それを招いた大人たちと決別しシェルターから旅立つ事になる
その他
*初期の頃と後半では絵柄が違い、水縞なおきの絵柄の移り変わりが見る事ができる。
*この時代、ミササギの発言や年表から、運が良くても30歳程が平均の寿命であるとされる。しかし、モブキャラやラウタスの祖母、国王等高齢の人々も存在している。
*コミックスの後半がコミック化されていないが、同時期に連載されていた「GAME-横浜攻略」も1巻以降コミック化されていない。
ISBN記載等〜