[WikiJA-l] 管理者の権限と相互監視など

エルドランド wikipediayou @ yahoo.co.jp
2010年 10月 6日 (水) 01:58:03 UTC


相馬さんの先刻の投稿は、大筋において合理的で納得できるものです。ただし、以下の点については一部異論があります。

「そのためにも、単に管理者を増やすだけでなく、CU権限を持った管理者をもっと増やし、相互監視がしやすい環境を整えることが望まれます。様々な考え・スタンスの管理者、CUが増えれば、それだけ相互監視も行き届き、管理の適切性が担保されることに繋がります。」

CUは、人のプライバシーを見てしまう役職です。そのように機密性の高い情報に触れる人間の数は限定する、というのが社会の常識かと思います。また、「ノート:投稿ブロックの方針」で既に議論が提起されていますが、管理者伝言板からのブロックを考えた場合、見た管理者のうちの1名でもクロと確信したらブロックが施されてしまうのですから、管理者の数が増えればそれだけ管理者内の少数派の意見でブロックが施される危険性が増してしまいます。さらに、事後の「相互監視」が活発化した場合、処分変更の連続となって処分の安定性を欠く可能性があります(例:管理者Aが1週間のブロック→管理者Bがブロックを解除→管理者Cが無期限のブロック…)。

本質的な問題は次の2点ではないでしょうか?
「同じ権限を持つ管理者は50人以上いて、職務の分掌が定められておらず管理者一人一人の権限がウィキペディア全体に及ぶにもかかわらず、CU権限等以外の一般的な権限行使(例:裁量ブロック)はそのうち1名の独断でできること(代表取締役が50人以上いる会社のようなものです、しかも取締役会に相当する機関がない)」「管理者の権限は定めがあるが、管理者の義務については規定が乏しいこと」
 
エルドランド

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