[WikiJA-l] 「遷延性意識障害」の追加書込みについて −「どとうとしや」−

nekosuki600 @ mail.goo.ne.jp nekosuki600 @ mail.goo.ne.jp
2008年 11月 17日 (月) 14:14:25 UTC


 Hatukanezumiさんどうも。

 うーんそうですねえ。実はその構造についてはおれもちらっと考えた
のですが、そしてそれは他者情報を再発信するときにはだいたい常にか
かわってくる問題なのですが、Wikipedia に限定して言うと、おれはこ
う考えることにしました。

・自分の言葉でちゃんと書き直し、間違わないだけの能力がある分野の
 記事を書くことを、われわれは要請されているのだ。

 つまり、どこまでが専門用語でありどこからがレトリックであるとい
うことを見分けることができ、どのくらいまで書き直しても大丈夫なの
かが判断できないのならば、そんな記事は書こうとするべきではないの
だ、ということです。

 単純に引用論でいくのならば、もうちょっと対策はあるのです。報道
批評なんかの場合には、おれは同じ事件に関する複数社の記事を比較す
るといった視点を持ち込むことによって、引用部分を引用部分として成
立させるといった方法を取ることがあります。
 しかし Wikipediaだからな。解説文として確度が高いものを提供する
ことが目的なわけで、そういう手は使えません。
 Wikipedia では、執筆者は「確度が高い情報を書けるだけの実力」が
要求されているのであって、「間違わないことをこころがけたら、こん
どはいじれなくなった」というレベルで書かれても困るってことにはな
りませんでしょうか。

 なお、個人的には、引用部を明確にするための方法は「」で囲う以外
にもいろいろあるわけだし、「」で囲ったら誰かが喋ったことであるよ
うに感じるというのは個人的な感覚にすぎないと思うし、手段の選択肢
という意味でも抽斗が少なかったんじゃないかという気がします。

     by 猫が好き♪




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