[WikiJA-l] 「投稿ブロック中のユーザー」が、出来る「投稿・編集」と、出来ない「投稿・編集」と、について。

your_dream_comes_true2007 @ yahoo.co.jp your_dream_comes_true2007 @ yahoo.co.jp
2007年 5月 15日 (火) 07:32:33 UTC


 
  全てのWikipedia日本語版・管理者の方々へ。
  全てのWikipedia日本語版・編集者の方々へ。
   
   
  既に、管理者・霧木さんや管理者・Calveroさんと、
  僕自身との間で、対話・議論が為されてきました。
   
  また、逆ベクトルではありますが、
  「利用者:野田文憲」さんに対する投稿ブロックに関連して、
  先行する「利用者:Noda,Kentaro」さんに対する投稿ブロックとの
  絡みから、やはり、「投稿ブロック中のユーザー」が、
  出来る「投稿・編集」と、出来ない「投稿・編集」と、について、
  対話・議論が積み重ねられています。
   
   
  結局のところ、一連の問題の本質は、
   
  ●管理者を含む、決して少なくない人数の編集者が、
   「投稿ブロック中のユーザーは、IPアドレスや多重アカウントなど
   の、別名義を利用しての投稿・編集が、一切、禁じられている。」
   と信じている。
   
  ●それにも関わらず、
   それを明文で規定するルールやガイドラインが、存在しない。
   
  ●一方で、(僕・「利用者:Your Dream Comes True!!!」を含む、)
   上記・「決して少なくない人数の編集者」に含まれない編集者、
   特に、「投稿ブロック」を受けている本人らが、
   「投稿ブロック中のユーザーであっても、IPアドレスや
   多重アカウントなどの、別名義を利用しての投稿・編集は、
   一切が禁じられている訳ではなく、それらは、
   禁じられている場合と、禁じられていない場合と、の2種類があって、
   個々の投稿・編集ごとに、ケース・バイ・ケースで判断される。」
   と、信じている。
   
  ●その根拠は、「Wikipedia:投稿ブロックの方針」や
   「Wikipedia:多重アカウント」などの、明文規定にある。
   
  というところにあるのではないでしょうか。
   
   
  既に、先程のメール・「2007 5/15(火) 13:11」付・
  件名「[WikiJA-l] Calvero さんへの回答。 Re: (略)」において、
  「Wikipedia:多重アカウント」については指摘済みですので、以下では、
  「Wikipedia:投稿ブロックの方針」について、論じさせていただきます。
   
   
  「Wikipedia:投稿ブロックの方針」内に、
   
   【投稿ブロック済みユーザーの
   別ユーザー名(ID)あるいは別IPアドレスに対する追加ブロック】
   
  という節が存在します。この節は、直接的には、管理者に対して、
  「即時投稿ブロック」を含む「投稿ブロック」の権限を与える
  授権規定ですが、そうすることで、間接的に、
  「投稿ブロック済みユーザー」の行動を制限する規定でもあります。
   
   
  以下、この節の主要部分である、第一段落、第二段落を、
  そのまま引用します。(引用の便宜上、8つに分割して、引用します。)
   
  【引用・Z】
   多くのプロバイダにおいて、IPアドレスは
   接続しなおせばその度に変わる仕組みをとっています。
   この場合IPアドレス指定で投稿ブロックしても、
   別なIPアドレスで編集を継続することが可能です。
   
  【引用・Y】
   また、可変IPアドレスの環境でIDを
   取得すると別なIDで書き込むことも可能です。
   
  【引用・X】
   前者の場合、とりあえず投稿を中断させて
   問題があることに気づいてもらえれば目的は果たしたといえます
   
  【引用・W】
   が、荒らし行為を意図的に継続するユーザーに対しては
   投稿ブロックが有効に機能しません。
   
  【引用・V】
   このため、投稿行動などから同一ユーザーであると一定以上の
   蓋然性をもって推測可能な場合は、新たなIPアドレスやIDに対して、
   前回の投稿ブロックと同一理由を持って投稿ブロックを実施しても
   良いこととします。
   
  【引用・U】
   この場合、緊急性があれば即時投稿ブロックができますが、
   ユーザーの同一性を他の複数ユーザーの目で判断するために
   通常の手続きによることを推奨します。
   
  【引用・T】
   この利用者による投稿は同一ユーザーであるという
   蓋然性を理由に差し戻すか、あるいは除去することができます。
   
  【引用・S】
   また編集合戦や編集合戦が予想されるために記事を保護する場合、
   この利用者による投稿は差し戻された状態で保護することになります。
   
  (注:【Z】〜【W】が第一段落、【V】〜【S】が第二段落。)
   
   
  さて、【引用・T】、【引用・S】の2つは、
  「別ユーザー名(ID)あるいは別IPアドレスに対する追加ブロック」
  の実行後における、事後処理について規定したものなので、
  ここでは関係がありません。
  また、【引用・U】も、「ユーザーの同一性を」「判断するため」の
  プロセスについて規定したものなので、やはり関係がありません。
   
  問題となるのは、この節の核心であり、授権規定そのもの
  である【引用・V】と、その前段である【引用・Z】〜【引用・W】です。
   
   
  まず、【引用・V】で問題となるのは、「このため、」という冒頭文と、
  「追加ブロック」の「理由」について規定した
  「前回の投稿ブロックと同一理由を持って」という文の、2箇所です。
   
  もしも仮に、「このため、」という冒頭文がなければ、
   
  【例】
   投稿行動などから同一ユーザーであると一定以上の
   蓋然性をもって推測可能な場合は、新たなIPアドレスやIDに対して、
   前回の投稿ブロックと同一理由を持って投稿ブロックを実施しても
   良いこととします。
   
  となりますので、「投稿行動などから同一ユーザーであると一定以上の
  蓋然性をもって推測可能な場合」に該当しさえすれば、「投稿ブロックを
  実施しても良い」ように読めます。しかしながら、実際には、冒頭に
  「このため、」という、前段落(第一段落)の内容を受けていることを示す
  冒頭文が挿入されている以上、「投稿行動などから同一ユーザーである
  と一定以上の蓋然性をもって推測可能な場合」に該当するだけでは
  不十分で、第一段落の内容もまた、「新たなIPアドレスやIDに対して、
  前回の投稿ブロックと同一理由を持って投稿ブロックを実施しても良い」
  場合の条件を規定していると読むのが、
  「このため、」という日本語として自然です。
   
  ※「前回の投稿ブロックと同一理由を持って」については、後述します。
   
   
  次に、【引用・Z】〜【引用・W】、すなわち第一段落です。
   
  【引用・Z】、【引用・Y】の2つは、Wikipediaのシステム上、
  「IPアドレス指定で投稿ブロック」された場合であっても、
  技術的に「可能」な「編集」(【引用・Z】)・「書き込むこと」(【引用・Y】)
  を、例示して列挙しています。
   
  その上で、【引用・X】は、「前者」、すなわち【引用・Z】「の場合、
  とりあえず投稿を中断させて問題があることに気づいて
  もらえれば目的は果たしたといえます」と言っています。
  つまり、「とりあえず」の「目的は」、
  「投稿を中断させて問題があることに気づいてもらえれば」
  「果たした」と、言っているのです。
   
  一方で、続けて、「が、荒らし行為を意図的に継続するユーザー
  に対しては投稿ブロックが有効に機能しません。」と、
  「投稿ブロック」後も「荒らし行為を」「継続するユーザーに対しては」、
  前回の「投稿ブロックが有効に機能し」ないことを、指摘しています。
   
   
  そして、当該指摘を受けて、続けて、
  第二段落の冒頭文「このため、」へと、つながる訳です。
   
   
  すなわち、この節「投稿ブロック済みユーザーの別ユーザー名(ID)
  あるいは別IPアドレスに対する追加ブロック」を根拠に、「追加ブロック」
  「を実施しても良い」のは、
   
  【要件1】
   「投稿ブロック済みユーザー」が
   
  【要件2】
   「別なIPアドレスで編集を継続する」か「別なIDで書き込む」場合で、
   
  【要件3】
   且つ、「荒らし行為を意図的に継続する」場合
   (に、「投稿ブロック」を「有効に機能」させるため)
   
  の3つの要件の全てに該当する場合に限られる、
  と読むのが、この節の自然な趣旨です。
   
   
  また、それは、第二段落の「前回の投稿ブロックと
  同一理由を持って」という一文からも、明らかです。
   
  つまり、仮に「投稿ブロック済みユーザー」であっても、
  その「前回の投稿ブロック」以前に、その「理由」である
  「投稿ブロックの対象となる行為」に該当する「投稿・編集」と、
  それに該当しない「投稿・編集」と、の両方を行っていた、
  という例は、決して珍しいことではありません。
   
  すなわち、仮に第一段落の言う「荒らし行為」が、
  「投稿ブロックの対象となる行為」と同義(イコール)だとしても、
  第二段落の言う「前回の投稿ブロックと同一理由を持って」という
  一文と合わせれば、上記の【要件3】は
   
  【要件3’】
   且つ、「荒らし行為」、すなわち「前回の投稿ブロックと同一理由」
   である「投稿ブロックの対象となる行為」「を意図的に継続する」場合
   (に、「投稿ブロック」を「有効に機能」させるため)
   
  と、補完的に読むことが出来ます。
   
   
  ≪結論・まとめ≫
  以上のように、「Wikipedia:投稿ブロックの方針」が、
  「投稿ブロック済みユーザー」に対して禁じているのは、
  「別なIPアドレスで編集を継続する」か「別なIDで書き込む」場合で、
  且つ、「荒らし行為」、すなわち「前回の投稿ブロックと同一理由」である
  「投稿ブロックの対象となる行為」「を意図的に継続する」場合に
  該当する「投稿・編集」のみ、と読むのが自然です。
  よって、それに該当しない「投稿・編集」については、
  少なくとも、「Wikipedia:投稿ブロックの方針」は、禁じていない、
  と読むのもまた、自然です。
   
   
  ≪今後の「投稿ブロック中」における、僕の「投稿・編集」について≫
  現在、僕は、自らに対する投稿ブロックにつき、
  「異議申し立て」を準備中です。
  が、それが為されるまでの間は、
  上記の「≪結論・まとめ≫」で述べた通り、
  「Wikipedia:投稿ブロックの方針」が禁じていない「投稿・編集」
  に限って、実行していきます。
  但し、上記の「≪結論・まとめ≫」に対して、何らかの
  反証・反論が、このメーリングリストにて為された場合には、
  当該「投稿・編集」を自主的に中止(自粛)し、
  このメーリングリストにおいて、個々に対応させていただきます。
   
   
  利用者:Your Dream Comes True!!!
   
 

 
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