[WikiJA-l] 管理人の罷免を含めた管理人の守るべき対応に関しての議論@井戸端

Ken OKABE kenokabe @ gmail.com
2006年 9月 13日 (水) 18:12:03 UTC


管理人の罷免を含めた管理人の守るべき対応に関しての議論

http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E4%BA%95%E6%88%B8%E7%AB%AF#.2F.E7.AE.A1.E7.90.86.E4.BA.BA.E3.81.AE.E7.BD.B7.E5.85.8D.E3.82.92.E5.90.AB.E3.82.81.E3.81.9F.E7.AE.A1.E7.90.86.E4.BA.BA.E3.81.AE.E5.AE.88.E3.82.8B.E3.81.B9.E3.81.8D.E5.AF.BE.E5.BF.9C.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E8.AD.B0.E8.AB.96

という議論が井戸端において現在進行中です。

ぜひご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


以下、冗長な個人的感想であるので、無視してください。
私のメールの内容を一応関心をもって読んでいますという方々も片手以上はおられるという
ご感想をありがたくいただいておりますので、いちおう付記させていただきます。

管理人/管理者 要するにsysopであるが、
問題点はすでに、さんちゃんまん氏とVio氏により整理し尽くされていると思います。

管理者適正という特定個人の資質への疑問、全体のなかのアクティブなsysopのなかで、
どの程度そのように疑問視されるかという問題、さらにリコールの方法は実質的にあるのか?
などなど問題は複雑にからみあって、ひとつひとつ切り分けて整理されないとどうしようもない
状態になっている、というのは、個人的にもこの数週間でよくわかったことである。

この中で、特にさんちゃんまん氏のギルドという言葉が、個人的にもっとも問題の本質をついていると感じた。
実際、特定個人の資質に問題があろうとも割合が多かろうとも、そのコミュニティが閉鎖的でなく、
簡単にリセットできたり、解任できたりする仕組み、さらに上層部からのチェック機能監視機能が
健全に働いていれば、実は取るに足らない問題である。
しかし、ここで、以前ある善意ある管理者の方と話したときに、
それは、先行者利益保護に利用される論理ではないですか?と再確認申し上げたのは、
まさに、このギルド的利益のことである。ギルドとは外部からの干渉を受けない自由競争もない
自立した組織で、まさに現行の上位監視システムがない、内部からのリコールが実質機能していない
ウィキペディア日本語版管理者組合のことである。
Vio氏がリセット、つまりいったん組織を壊滅、解散しておく必要がある、それが理想だと発言された
のは、実はこのギルドのことが頭にあると思われる。問題のない優秀な管理者の方も問題のある方も
位置づけとしてはシステムのなかでは同じであり、つまり個々の善意などがあっても機構的
にそれがでてこないということである。

多少の混乱は、現在のようないわゆるギルド的体制による腐敗がウィキペディア全体というより、
ウィキペディア日本語版の根本にあることにより、その代償は正当化されるものだと思う。
要するに、ちょっとぐらいの混乱は今よりよっぽどましだ、ということか。
sysopの数が少なすぎるのも今のsysopたちが何やかんやいいながら、結局増やす努力を
真剣にしてこなかったからだと思う。ちょっと混乱しながらも流動性が高まったほうが、
中長期的な数の増加においては貢献するのではないか。

また上位監視システム、これはギルドで自浄作用などないので、必要だろう。
自分で自分をなんとかするというのは時に困難で、リセットしなおし、後継者指名の際にも、
外部に中立な上位機関があると何かと融通が利くような気がする。
また、たとえば、対話の場にもでてこないルール違反のsysopを報告することにより、なんらかの
ペナルティを与えるとともに、強制的に対話させることも可能になるのだろうと思う。
従わなければ単に、職務放棄とみなされ、管理者権限剥奪と、そういうシナリオがきちんと
保障されるのは大きいと思う。やはり上位機関は必要だと思う。

FXST



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