[WikiJA-l] 挨拶とGFDL解釈

wiki_tomos wiki_tomos @ inter7.jp
2004年 7月 3日 (土) 21:43:12 UTC


From: Sui Min 
To: Mailinglist of Japanese Wikipedia <wikija-l @ Wikipedia.org>
Sent: Sun, 4 Jul 2004 05:22:46 +0900
Subject: Re: [WikiJA-l] 挨拶とGFDL解釈

のメールを引用しつつレスします。

>著作権とGFDL解釈の議論が出るたびに私はいろいろな点で反対をしていますが
>それはIRCで開発者達との議論で常に以下のことを言われるからです。
>・ *.wikipedia.orgや*.wiktionary.orgはサーバレンタル事業ではない
>・ Mediawikiソフトウェア、GFDL、NPOV(中立的な観点)はMediawiki財団のプロジェクトの中核であり
>   これを守らない物ならば他所で自分で起こせばいい
>・ dual Lisencingや国の法律にあわせた解釈は存在するかもしれない。
>  が、それをルールとするかどうかについてはJimboの判断が必要だ。
>

GFDLが財団の中核だ、あるいは特定の解釈を採用するにあたって財団の合意が必要、というのは誰が言ったかわかりませんが、財団側の意向を聞いてみるのはよいと思いますのでいいんではないでしょうか。

GFDLが窮屈だということについてはJimboさんも何度も公言していますし、GFDLを字義通りに読むと
ウィキペディアの仕組みと齟齬をきたすことについてもよく知っていますので、それほど難しい話でもないでしょうし。

ただ、もちろん、コピーレフトでないような(コンテンツの自由利用が保証される仕組みになっていないような)ライセンスにすりかえてしまうとしたら、それは問題だと思いますが。

ちなみに最近、英語版で長い間議論や改訂を経た投稿者規約のようなものが導入されたところ、それが財団と投稿者との契約という形をとっており、財団はそもそもその規約に賛成したわけでもないのに導入しては困る、と批判が出るといったことがありました。

日本語版では財団は契約の当事者にはなっておらず、投稿者の間の解釈についての合意があるだけで、英語版のような問題はないですが。

それから、フォークランド諸島の件については、ModehaさんがWikipedia‐ノート:著作権の方に既にまとめを出していた気がしますが、次のメールでまとめを送ってみます。

>このまま議論を続けるのでしたら
>もう一度全体に見える場所で[[ノート:フォークランド諸島]]での議論も再検討し
>新たな提案などをするのであれば提案の文書とともに
>議論を逐一追いかけていないユーザーへの広報用の説明を同時に求めます。
>でないとsphlさんが13:11 2004年6月21日 (UTC)に書かれた
>「手続き上、合意形成の前に既定事項であるかのように提示されたことに対する疑問」
>を再び繰り返すだけのことになると感じます。
>今既に繰り返し始めていると感じている方もいと思うのですが、どうでしょうか。

僕が全てを追いきれているかどうかはわかりませんが、簡単なまとめを次のメールで送ってみます。

Tomos



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