[WikiJA-l] 海獺氏による投稿ブロックについて

nekosuki600 @ mail.goo.ne.jp nekosuki600 @ mail.goo.ne.jp
2008年 8月 30日 (土) 10:44:58 UTC


 投稿直前に見たところ、レスが2本。ちゃたまさんへの質問への回答とも
なるかもしれません。

 警告なし、ISPへの問い合わせが事後、というのはしょうがないでしょう。

 現在編集合戦なり荒らしなりが発生している際にまず必要なことは被害の
発生を食い止めることだと思います。コミュニケーションサービスならば別
の考え方もあるでしょうけれども、Wikipedia は成果を求めてのプロジェク
トなわけですから、目的へのマイナスを食い止めることの優先順位はかなり
高いと考えるべきです。

 このあたり、「ブロックは処罰ではない。単に、Wikipedia が取りうる唯
一の防衛手段なのである」というあたりのことはブロックの方針などにも書
いてあるわけですが、まあそのあたりブロックされる側の感覚とは異なる部
分があるのはいたしかたありません。
 ま、百科事典作りなんて一朝一夕にできることではなく、ほとんどの項目
について一刻を争って編集せにゃならんような緊急性もないのであって、ブ
ロックされたらされたでしばらくのんびり待つ、くらいの心構えでいるしか
ないんじゃないだろうかと思います。

 だいたいなんだな。パソコン通信出身者としては、インターネットって最
初に設計したやつの顔が見たくなるようなアバウトなシステムでときどきあ
きれるのですが、基盤がそのインターネットですから、「プロジェクトの防
衛」のためにできることは限られているなあとか思うんですよ。
 警告しているうちにがんがん破壊工作が進むとか、ISP からの返信を待っ
ていてあたり一面焼け野原になってそれでもなしのつぶてとか、いろいろあ
り得るわけでありまして。そういう最悪の状況を避けるためには、ある程度
不便な面がでてくるのもしょうがないんじゃないでしょうか。
 いまさら身元を明らかにしてアカウントを取得しなければ書き込めません、
みたいな時代には戻れないんですから。




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