Kzhrです。
Jimbo Walesは現在そのような役割にはありません。Walesはかつ
てのような
最高権力者ではなく、ウィキメディア財団の一理事であり、財団の
プロジェクトは、財団理事会が運営の責を負っています。また財団理事
会は
いちいちのプロジェクトの内紛にはかかわらないので、ご懸念は
あたらないかと存じます。
以下蛇足ですが、Arbitration Committeeを今後日本語版ウィキ
ペディアに
設けることがあっても、Jimbo Walesの権限を委譲されるという
形で
設立するということにはならないとはもうしあげられますし、
今回の決定も、Jimbo Walesの裁定がないことを理由にして取り
消すことは、
まかりならぬとももうしあげられるでしょう。
最後に、Wikimedia Japanへのコミットが荒しでないことを
明かすというのは、現状のWikimedia Japan設立運動を見る限り、
首をかしげざるをえません。荒しではいらっしゃらずとも、ひやかし
ではいらっしゃるのでしょうか。
--
Kzhr <wikipedia(a)mail.karpan.net>
User Page:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:Kzhr
On 2007/07/29, at 9:57:37, KOBAYASHI Takakazu wrote:
前略
Penpenです。
「Wikipedia:論争の解決」では、ステップ4の投票プロ
セスが決裂した場合その後の
解決手段がないように記述してありますが、最終解決手段はジミー・
ウェールズの裁
定だと思います。英語版の「Wikipedia:Arbitration
Committee」を見ると「Until
the beginning of 2004, Jimbo Wales dealt with all serious disputes
and was
the only person with the authority to ban users who were not
engaging in
simple vandalism (straightforward vandals could be blocked by any
administrator). 」とあり、現在英語版でArbitration
Committeeが果たしている役
割はもともとジミー・ウェールズが果たしていたことが分かります。
また、英語版
Arbitration Committeeの最初のメンバーがジミー・ウェールズによ
り指名されてい
ることから見ても、英語版Arbitration Committeeはジミー・
ウェールズの「分身」
のようなものです。日本語版の場合Arbitration Committeeが
ないので、元の形つま
り「ジミー・ウェールズが裁定する」というのが最終手段だと思いま
す。
草々