Re: [WikiJA-l] 「遷延性意識障害」の追加書込みについて −「どとうとしや」− にレスです。
> Hatukanezumi さま
価値のある情報を、ウィキペディアに、転載していいのか? という、基本の問題があると感じます。
大学は、知識・情報を、売って、経営しております。
大学の先生の給料は、知識から、生まれています。と、感じております。その、価値のある知識を、
ウィキペディアで読めるようにする。 ここに、著作権とは違う、問題がひそんでいると、感じております。
以下は、どとうとしやさんへのコメントですが、これを読んでいるかた
がたへの問いもあります。
2008/11/17 17:28 <sirou64(a)yahoo.co.jp>jp>:
IPアドレス219.169.162.77 ブロックID #91257
私自身、「遷延性意識障害」の追加書込みの際、「大阪大学付
属病院救命救急センターでの7年かけた調査では、 重症頭部
外傷受傷1ヶ月後に植物状態を呈していても、35例中20例での
患者が1年以内に意識を回復して、2例が社会復帰を果たして
、受傷後3年以上が経過してから6人の患者が突然意味のある
単語を話すことができるようになった。」として、「大阪大学
付属病院救命救急センターでの7年かけた調査では」と主語は
はっきりさせたものの、結果としては「著作権の侵害の虞」に
ついて甘い認識になってしまったことに対して、深く反省しま
す。
全く書かないか、「独協医科大学越谷病院救命救急センターの
ホームページによれば、塩崎忠彦教授らの大阪大学付属病院救
命救急センターでの7年かけた調査では、『 重症頭部外傷受
傷1ヶ月後に植物状態を呈していても、35例中20例での患者が1
年以内に意識を回復した。2例が社会復帰を果たして。受傷後
3年以上が経過してから6人の患者が突然意味のある単語を話
すことができるようになった。』という結果だった」と書いて
、脚注しておけば良かったかも知れませんが。
その他、「著作権の侵害の虞」で、問題があると指摘があれば
、深く反省したいと思いますが。
その一方で、「治療法」については、項目について「高圧酸素
療法」「投薬療法」「脳深部刺激療法」「脊髄電気刺激療法」
「自家血内頚動脈内衝撃療法」「視覚刺激法」については、「
どとうとしや」が編み出した言葉でありませんが、そのことが
「著作権の侵害の虞」になるとは思えませんし、遷延性意識障
害になった人の家族の人に、治療の可能性を追求する手助けに
ウィキペディアの記事項目「遷延性意識障害」が役立ってくれ
ればと思い、一生懸命入力しました。
参考文献は、なかなか良い本がないですが、「著作権の侵害の
虞」の回避のために入れておきました。
外部リンクは、「遷延性意識障害からの回復例」シリーズを入
れておきましたが、「著作権の侵害の虞」とは関係あるとは思
えませんが、なぜか削除であります。
どとうとしやさんが「推敲にかなり気を揉んだ」と言っている箇所が
原文とよく一致するという事実に、釈然としなかったのですが、そうなっ
た経緯がすこしわかったような気がします。
わたしの理解を書いてみます。ちがっているところがあれば指摘してくだ
さい。
間違っていることはないと感じております。
ただ、研究結果を、ウィキペディアに、掲載する。 ことが、良いか悪いか?
と、いう疑問を感じます。
*
創作性 (著作権をうむような性質) というのは、_アイディア_ではなく
_表現_に対して発生します。ですので、著作権侵害のおそれがあるかどう
かを考えるときには、
| 重症頭部外傷受傷1ヶ月後に植物状態を呈していても、35例中20例での
| 患者が1年以内に意識を回復して、2例が社会復帰を果たして、受傷後3
| 年以上が経過してから6人の患者が突然意味のある単語を話すことができ
| るようになった。
という文章全体に、創作性があるかどうかが問題となります (文章が表して
いるアイディアが問題になるのではありません)。
しかし、この文章に創作性があるかどうかというのは、簡単には言えないこ
とだとおもいます。
この文章は単なる事実 (研究結果) を述べているだけなので、自分の文章に
直すといっても限度があります。またこれを自分の文章に書き直そうとする
と、文章の表現する内容の正確さがそこなわれるかもしれません。ここで、
どとうとしやさんは悩まれたのではないかと考えます。
もちろん、「高圧酸素療法」「投薬療法」といったような専門用語は、自分
流の表現に言い換えてはいけません。専門用語を言い換えたら正しい文章で
はなくなってしまいます。それと同様、上記の文章も、どとうとしやさんに
は言い換えが利かないように思われたのでしょう。それにはかなり同感でき
ます。
そして、「」をつけて引用の体裁をとることは、どとうとしやさんにとって
は「脚色」となるように感じられた。原文は講演録でも評論文でもなく、単
なる報告文なのですから、「」でくくることでだれかが生き生きと話してい
るかのように見えてしまうことは、実際、脚色になってしまいそうです。
さらに、どとうとしやさんの加筆は、剽窃とは言えません。「大阪大学付属
病院救命救急センターでの7年かけた調査では、 」と書いて、その知見をだ
れが得たのかを明示しています。このことは、執筆の態度として、正しいこ
とです。
わたしは以上のように理解しました。
*
以上のどこで、どとうとしやさんは間違えたのでしょうか。
研究発表した方が、ウィキペディアに投稿していない。のに、
その情報価値を、ウィキに、掲載するところに、問題かあるのではないでしょうか?
実は、わたしにもよくわかりません。特に間違っていないような気さえします。
そういうわけで、現在でている削除依頼に賛成することはできませんし、かと
いって反対するのにも躊躇します。
どなたか、なにが問題なのか、わたしにもわかるように説明していただけない
でしょうか。
情報は隠しておくと、値段もつきません。
しかし、
全部、公開すると、ただになってしまいます。と、考えております。
宣伝のつもりで、公開した一部情報を、体系化して、利用できるように、ウィキペディアに掲載すると。
値段が、タダになってしまうのではないでしょうか?
> 「『どとうとしや』のやっていることは、『著作権の侵害の虞
> 』を繰り返して許せないので、無期限ブロックが当然だ」とい
> う議論の前に、「どとうとしや」がそれなりに反省し、かつ善
やっていることは、悪いことではないと思います。
山田LX
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